松屋の「デミグラスソースハンバーグ」でロコモ丼を作ってみた! | 食楽web

●どれだけ物価が高騰しようと腹が減るのは変わりなし。「今日の昼メシ何にしようか?」とお悩みのアナタに、安くても満足できる最旬昼メシ情報をお届けします。

 松屋といえば、誰もが知る庶民の味方の牛丼チェーン店ですが、牛丼に限らず、カレーやカルビ焼肉、ハンバーグに麻婆豆腐もあります。もはや、ちょっとしたファミレスのような存在に近づきつつあるブランドと言えるでしょう。

おなじみ牛丼チェーンの『松屋』

 筆者の同僚にも、松屋フリークが一人いるのですが、彼も松屋で一番好きなのは牛丼ではなく、ハンバーグだと言います。特に最近はデミグラスハンバーグにドハマリしているそう。聞けば、松屋の「デミグラスハンバーグ」は、単品に加え、目玉焼きやチーズをのせたバージョンがあり、定食(ごはん、味噌汁、サラダ付き)やライスセット(ごはん、味噌汁付き)にして注文するのが一般的とのこと。

 その同僚のオススメの食べ方は以下の通りだそうです。

1.目玉焼きがのった「エッグデミグラスソースハンバーグ」をライスセットで注文
2.ご飯にエッグハンバーグをのせて、ロコモコ丼に
3.卓上にある調味料のフレンチドレッシングをたっぷりかけて食べる

 ハンバーグをご飯にドーンとのっけることで、デミグラスソースが牛丼のつゆのようにご飯にしみて、至福の美味しさなんだそうです。

 1~2まではわかる気がしますが、3のフレンチドレッシングが引っかかります。サラダにかけるのはわかるけど、デミグラスハンバーグにフレンチドレッシングはいまいち意味がわからない…とストレートに伝えたところ、「食べればわかります! 絶対おいしいですから!」と同僚。

 そこまで言うなら試してみるか、というわけで松屋で同僚の“ロコモコ丼”を再現してみることにしました。

ごはんに染み込むデミグラスソースが最高!

「エッグデミグラスハンバーグ」のライスセット(並盛・味噌汁付き)。合計820円

 注文内容は、「エッグデミグラスハンバーグ」のライスセット(並盛・味噌汁付き)。合計820円。昔に比べて高いですねー。

 運ばれてきたら、すぐさまエッグデミグラスハンバーグを丼のごはんの上にドン。さらに残ったデミグラスソースも残らずご飯にかけ、ロコモコ丼にします。そして仕上げに、松屋フリークの同僚のオススメに従い、卓上のフレンチドレッシンングを上からたっぷりかけてみます。完成したのがこちらです。

フレンチドレッシングをたっぷりぶっかけます。定食にした場合は、サラダもここに入れてOK!

 目玉焼きは半熟とろとろ。その下にどっしり控えるハンバーグ。さらに丼を覆い尽くすたっぷりのデミグラスソース…豪華絢爛です。いざ、スプーンを差し入れて食べてみると、これはウマい!!!!

 ハンバーグ自体は正直なところ普通ですが、とにかくデミグラスソースが最高に旨い! 何日もじっくりと煮込んだような深みがあり、甘味の奥に大人っぽい苦味もほんのり感じられます。

 そしてフレンチドレッシングをかけることによって、本場ハワイで食べるロコモコ丼のケチャップソースのように酸味の効いたスッキリ味になるんです。むしろハワイのよりもコクがあって美味しいかも!

 さらに目玉焼きの半熟の黄身を割って、一緒に食べれば、一気にまろやかさが広がります。

甘さ、コク、酸味、まろやかさが一体となる瞬間。

 そして食べ進むうちに、卓上の紅生姜もトッピング。ハンバーグ×紅生姜。これが意外にもめちゃくちゃ合うんですよ。

紅生姜も合います(食楽web)

 デミグラスソースに浸ったごはんが美味しすぎて、あっという間に食べ終わりました。今日の昼メシにお悩みの方、ぜひ松屋の「勝手にロコモコ丼」を試してみてください!

(撮影・文◎土原亜子)