DJI最新ドローン「Mavic 3 Pro」が登場！“3眼カメラ”でどんな映像が撮れる？
ドローンで空撮する際に重視したいポイントといえば、カメラ自体の性能と、飛行可能時間の長さ、対象を追尾して撮影する自動追尾機能といった撮影時の便利機能の有無などが挙げられます。特にカメラの解像度やイメージセンサーサイズの大きさなどは、映像で如実に違いが現れるため重視したいポイントです。
プロ並みの映像を撮影・編集したい人にとって注目の製品が登場。それが、DJIから5月9日発売のドローン「DJI Mavic 3 Pro」（DJI RC付属：26万1800円〜）。3種類のセンサーと焦点距離に対応するレンズを搭載した“3眼カメラ”システムのドローンです。
搭載される3眼カメラは3種類の異なる焦点距離（166mm／70mm／24mm）に対応しており、2種類の望遠カメラと1種類のHasselbladカメラから構成されています。焦点距離の異なる映像を1体のドローンで撮影でき、好きな画角の映像を選択できるため、表現の幅が広がります。
焦点距離166mm（35mm換算、以下同）の1／2インチCMOS望遠カメラは28倍ハイブリッドズームに対応し、遠方から撮影が可能。野生動物を遠くから撮ったり、危険で近づきにくい場所の撮影などに向いています。
焦点距離70mmの1／1.3インチCMOS中望遠カメラは光学3倍ズームに対応。大自然や建造物など撮影対象物を問わず、幅広い圧縮効果が働いて、被写体に向かって引き込まれるような独特の奥行き感のあるダイナミックな構図の映像を撮影できます。
焦点距離24mmの4／3型Hasselbladカメラは、最大12.8ストップのネイティブ ダイナミックレンジに対応しており、鮮明なディテールを再現可能です。また、HNCS（ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション）により、人間の目で知覚する色合いの再現が可能なため、複雑な色設定を行わずとも印象的で美しい映像を撮影できます。
最大で5.1K／50fps、4K／120fpsとプロ仕様の動画撮影スペックを誇り、10-bit D-Log Mカラーモードへの対応いより、最大10億色を記録。そのため、夜明けや夕暮れ時などでも自然なカラーグラデーションを再現できます。
内臓ストレージは1TBのSSD。最大43分の長時間飛行を実現しており、8つの広角ビジョンセンサーにより、全方向の障害物を正確に検知・回避して、安全なルートで飛行します。
対象物を追尾して撮影するトラッキング撮影はもちろん、事前設定したウェイポイントをもとに自動で飛行ルートを計画して正確に繰り返し飛行する“ウェイポイント飛行”や、操作スティックを倒し続けずに済む“クルーズ制御”、どこに機体があっても安全に自動帰還する“アドバンストRTH”など便利機能も多数搭載しています。ドローンでハイクオリティな空撮映像を撮影したいなら本製品で決まりでしょう！
＜文／&GP＞
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