パト、バロテッリに続く快挙 ミランにとってレオンの復活が終盤戦のカギか
ミランは2日、セリエA第28節で首位を走るナポリと対戦。敵地での戦いではあったが、前後半に2点ずつを奪い、4-0の快勝を収めた。この結果、順位を3位に押し上げている。
そして、この一戦で存在感を発揮したのがポルトガル代表FWラファエル・レオン。17分に先制点を奪うと、2点リードして迎えた59分にはドリブルで相手選手2人を翻弄し、左足で豪華なシュートを叩き込んだ。2ゴールの活躍で勝利を手繰り寄せたのだ。
試合後、『DAZN』のインタビューに応じたレオンは「僕はピッチで応えたいだけなんだ。コーチやここで働く人々の話を聞くのは好きだよ。でも、クラブの外で話している人々のことには興味がない。ただ、そういったことは刺激にはなるけどね。僕は複雑な数ヶ月を過ごしたけど、コーチやチームのおかげで、再び自分を見つけることができた」と振り返っている。
また、ナポリ戦の2ゴールで今季のリーグ戦でのゴール数が「10」になり、2シーズン連続で二桁ゴールを達成したレオン。セリエAが20チーム制に戻った2004-05以降、ミランに所属する23歳以下の選手として、2シーズン連続で10ゴール以上を記録したのはアレシャンドレ・パト、マリオ・バロテッリに続いて3人目だという(データサイト『opta』より)。
ミランはセリエAの上位争いだけでなく、チャンピオンズリーグも勝ち進んでおり、レオンの完全復活が終盤戦のキーとなるかもしれない。この調子でCL・準々決勝でもナポリを撃破することができるのか。