[1.21 ラ・リーガ第18節 ラージョ0-2ソシエダ]

　ラ・リーガは21日、第18節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダがラージョを2-0で破った。前節アスレチック・ビルバオ戦で今季3ゴール目を決めた久保はベンチ入りしたが出番なし。25日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)バルセロナ戦を見据えて温存されたとみられる。

　試合は前半15分、ソシエダはMFダビド・シルバのスルーパスに抜け出したFWアレクサンデル・セルロートがトーキックでネットを揺らし、先制点を奪取。セルロートはこれで5試合連続ゴールとなった。

　さらにソシエダは前半36分、MFブライス・メンデスの左CKがニアサイドに送られると、DFアリツ・エルストンドがフリックしてファーに流し、久保に代わって2トップの一角で先発したFWアンデル・バレネチェアがプッシュ。デザインされたセットプレーでリードを2点に広げた。

　後半はイマノル・アルグアシル監督が積極的に選手交代を行い、大怪我から復帰のFWミケル・オヤルサバルらがピッチに立ったが、久保は出番なし。25日にはコパ・デル・レイ準々決勝のバルセロナ戦、29日にはリーグ戦で2位のレアル・マドリー戦を控えている中、温存される形となった。

　試合はそのままソシエダが2-0で勝利し、リーグ戦5連勝を達成。公式戦ではこれで9連勝となった。