大谷翔平(本人インスタグラムより)

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「彼は最初から礼儀正しい青年。5年たっても変わらないですよ」

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 今シーズンも“二刀流”で大活躍した大リーガー、大谷翔平(28)の4年間の“密着本”『SHO―TIME大谷翔平メジャー120年の歴史を変えた男』を上梓したジェフ・フレッチャーさん(53)に大谷の素顔を直撃した。

ジェフ・フレッチャーさんに聞いた大谷翔平情報

 フレッチャーさんは、大リーグ取材歴25年。エンゼルスの番記者を10年担当する。

 2018年のメジャー入り直後から大谷を見続けてきた。

 大リーグ取材ではプライベートに踏み込まないという不文律があるそうだが、スタジアム以外での大谷情報を実は知っていたりするのでは?

「大谷は球場以外に行きたいところはないんじゃないかな。ファンに囲まれるような場所にも行きたがらないと思う。外食? 本拠地のアナハイムでは見かけたことも会ったことも一度もないよ。キャンプ地のアリゾナには贔屓にしている日本食店があるのは知っているけど、アナハイムではプライバシーを守っているから(うわさや情報も)聞きません」

バレンタインデーの質問もうまくかわす

 好きな食べ物や好きな女性のタイプを耳にしたことは?

「ゼロ。選手とは球場内だけの付き合い。取材時間も限られている。試合後の囲み取材は、英語向けと日本のメディアそれぞれ5分。短い時間で彼はいつもベストを尽くして誠実に質問に答えてくれます。

 大リーグ1年目のときに野球とは関係のないバレンタインデーについて聞かれていたことがあったけど誠実に、でもうまくかわしていたと思う」

 球場に女性ファンが詰めかけ“marryme(結婚して)”とプラカードを掲げる姿が話題に。

「顔もよくて背も高くてカッコいい大谷の出現で、にわかファンが増えました。野球を知らない、ほかの選手にも興味はないけれど大谷だけを追っかけてエンゼルス・スタジアムにやってくる女性は多いですよ」

 規定打数と規定投球回を達成したメジャー初の選手になった大谷は2年連続のMVPも期待された。

「賞に値する活躍だったけど、今年はアーロン・ジャッジがホームラン62本の新記録をつくり目新しい人選になったと思う。

 大谷は間違いなく世界一の選手。今後何年も今のような活躍をしてほしい。大谷選手を応援している女性ファンには、彼がどれだけの困難を乗り越え、克服してきたのかを、この本を通じて知ってほしいと思います」

『SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男』