『LAMB/ラム』興行収入1億円を突破
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 公開中の映画『LAMB/ラム』の興行収入が、公開から20日間で1億円を突破した(数字は配給調べ)。

 本作は、アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではないなにか”を育てていく禁断のネイチャー・スリラー。『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』などを手掛け、話題作を次々と世に送り出す気鋭の製作・配給会社「A24」が北米配給権を獲得した作品だ。

 9月23日に公開された本作は、新宿ピカデリーほか全国36館でのスタートながら、2週目の週末が前週比76%、3週目の週末が前週比72%と腰の強い興行を続けている(3週目の上映館数は39館)。公開から20日目の10月12日までに観客動員数7万1,030人、興行収入1億182万6,700円を記録した。

 また、本作のヒットを記念して、東京の映画館・渋谷ホワイトシネクイントでは宣伝キャラクター“アダちゃん”が新人スタッフとして出勤するコラボレーション企画が実施中だ。『LAMB/ラム』各上映回の上映開始前、終了後にチケットカウンターに配置されている。

 さらに、日本版ポスタービジュアルデザインを手掛けた大島依提亜が同じくデザインを担当し、漫画家・板垣巴留による特別描き下ろし漫画とイラスト2点が収録された劇場パンフレットは完売続出(順次再入荷中)で、日本公式グッズは購入希望者が殺到したことから、受注販売が決定している。(編集部・梅山富美子)