【実食レポ】セブンに登場した新宿の人気ラーメン店『たかはし』監修の「焼きあごレモン冷し麺」を食べてみた!
食楽web
お馴染みのコンビニエンスストア『セブン-イレブン』では、ただ今期間限定で「焼きあごレモン冷し麺」を都内一部エリア(足立区・荒川区・北区・豊島区)の店舗にて販売中です。
公式画像(食楽web)
東京・神奈川・埼玉に計9店舗を展開している人気ラーメン店『焼きあご塩らーめん たかはし』が監修し、今年3~4月に発売されて大好評を博したラーメンの第2弾ということもあって、早くから熱い視線を集めていた今回のメニュー。焼きあご出汁をベースにしたスープにオリジナルの細麺を合わせ、2種類のチャーシューやトマトなどの具材にスライスレモンを添えた、独創性に満ちた仕様となっています。果たしてどんなテイストで楽しませてくれるのか、実食にてその実力と美味しさを確認してみたいと思います!
魚介の出汁が抜群に旨い!「焼きあごレモン冷し麺」を実食
「焼きあごレモン冷し麺」594円(税込)
容器の中にあったスープの袋を取り出して封を開けると、魚介系の香ばしい香りが漂います。器に移して麺を馴染ませたところで、箸の先をペロリ…。出汁の味が強い! ということで、麺や具材を差し置いてスープから実食。
魚介のエキスを感じさせる茶色いスープは、口に入れたと同時に焼きあご出汁の香ばしさと濃い旨みがぶわっと拡散。かなりのパンチ力があります。
続いては麺。こちらは細めのストレートながら、スープをしっかりと纏ってきます。歯切れはぷつぷつ軽快なんですが、麺自体のコシは弱め。ちょっとスープのインパクトに押されている印象です。
具材は2種類のチャーシューに、水菜とカットトマト、ネギ、そしてスライスレモン。チャーシューは白い方が鶏で、赤い方は豚。鶏は胸肉、豚は赤身とサシの入り方を見るにロースっぽいです。どちらも薄めにスライスされてますが、味の方は…鶏も豚も肉自体には味が付いていません。その分、肉自体の旨みがしっかりと感じられ、さらにスープの旨みと汁気が上乗せされて、ジューシー感がアップします。これは薄切りが大正解です。肉がウマい!
意外に相性が良いトマト
水菜とネギはシャキシャキ食感と野菜の味が適度なアクセントになり、カットトマトは意外にもスープにとてもよく合います。もう一切れ欲しいくらいです。
絞ってから食べると驚くほど美味しくなる
そして最後は、スライスレモン。酸味よりも苦味の方が強く感じられます。まあ、そもそもが食べずに絞ってスープに果汁を溶かす用で添えられているもの。ここまででちょうど半分ほど食べ進めているので、どのくらい味が変わるのか確認してみます。箸で挟んで果汁を落とし、スープを一口。すげえ美味しくなった! あご出汁の濃い旨みが若干弱まりながら、ほのかな酸味と苦味が被さることで、出汁のコクを残しながらも爽やかな味わいに変化しました。こんなにも劇的に、それも美味しい方へと昇華してしまうとは。
果汁が行き渡っていないところと果汁を落としたところを交互に飲んで、スープの味変を楽しみつつ、麺と具材とスープを一気に平らげて無事に完食。美味しかった。ごちそうさま!
店頭での販売の様子
いくら評判がよかったとはいえ、所詮はコンビニのチルドラーメン。商品を置いてる『セブン-イレブン』を探し回った際に消費したカロリーを補填できれば御の字…なんて安直に考えたのは大失敗。こんなにも美味しいのなら、もう1食買っておくんだったと猛烈に後悔しております。
ベースとなるあご出汁スープは、そのままでもまたレモンによる味変を経ても、ビックリするほどの美味しさとクオリティの高さ。具材もスープの味わいを壊さず、ぴったりとマッチしていました。ただ、敢えて一言物申させてもらうとすれば「麺」。コシの強さがもうちょっと欲しかったかなあというのが正直な感想です。このスープには喜多方ラーメンのような平打ち縮れ麺が合いそうに思うのですが、こればっかりは好みの問題。「食した方はいかが思われましたか」で、お茶を濁しておくことにしましょう。
改めて今回の「焼あごレモン冷し麺」。都内の足立区、荒川区、北区、豊島区の『セブン-イレブン』259店舗限定で、9月28日までの販売となっています。なお、時間帯や人気の度合いによっては品切れや早期終売となる可能性が充分にあります。店頭で見掛けた際はぜひ手に取って、美味しくて驚きに溢れた一杯を楽しんでみてください!
●DATA
焼きあごレモン冷し麺
期間:2022年9月4日(日)~9月28日(水)
販売:足立区・荒川区・北区・豊島区の『セブン-イレブン』259店舗
※対象エリア内でも取扱いのない店舗及び未販売の店舗があります
https://www.sej.co.jp/products/a/item/092908/