京都のデカ盛り食堂『ハイライト』の裏メニュー「カラフルジャンボチキンカツダブル」を食べてきた!
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京都で食べる料理といえば、落ち着いた雰囲気の京料理をイメージする人が多いかと思いますが、大学近くには学生街メシのお店も多数存在します。
そんな京都の学生街メシで一番有名なのが、百万遍にある『ハイライト食堂』。60年以上の長きに渡って、京都の大学生から愛される定食屋です。
『ハイライト食堂』は京都大学前の第2の学食
ハイライト食堂があるのは京都大学の目の前のお店。60年以上も前からある定食屋で、京大生からは「第2の学食」と呼ばれ愛されていています。
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お店の壁にも「味よし、量よし、値段よし」と書かれている通り、お腹いっぱい食べられる美味しい料理がリーズナブルに味わえるのが人気の秘訣です。
かつてのデカ盛り裏メニューは、最後まで味変を楽しめる逸品
「カラフルジャンボチキンカツダブル」1330円
筆者は何度か『ハイライト』にお邪魔したことがあるのですが、今回お店の前に立って発見したのが、「カラフルジャンボチキンカツダブル」というメニュー。なんでも昔の常連さんが頼んでいた“とんでもない量の裏メニュー”を再現したらしいのです。折角なので、こちらを注文してみたいと思います。
しばらくして運ばれてきたのがこちら。大皿にドドーンとチキンカツが盛られている様子は、まるで揚げ物のオードブル料理のようなヴィジュアルです。
名物・ケチャップオニオンソース、味噌ダレ、チーズ、おろしポン酢がトッピング!
ここまでの大迫力だとどこから食べるか迷いますが、まずはハイライト名物のケチャップオニオンのアメリカンソースがかかっているところから。デミグラスっぽい見た目のソースは旨みがありながら、かなりサッパリとした印象となっています。
チキンカツには胸肉が使用されていますが、丁寧な下処理と絶妙な火加減で調理されており、まったくパサついておらず、しっとりサックリ。もも肉ほど脂がヘビーではないので、見た目以上にドンドン食べ進められます。
最初に食べたのはアメリカンソースでしたが、ほかにも味噌ダレ、チーズ、おろしポン酢までトッピングされているのがポイント。さらに卓上にはマスタードや山椒などの味変スパイスもあるので、最後まで美味しく食べられました。
しかし食べ終わるころには恐ろしいほどの満腹感。1330円という価格は『ハイライト』にしてはかなりの高額ですが、1日1食これだけでお腹いっぱいというレベルのデカ盛りでした。
何を食べても圧倒的なボリューム&クオリティ!
「ビックリ盛り定食」820円
『ハイライト』には、他にも様々なボリューミーでリーズナブルなメニューがいっぱい。先ほどは裏メニューの料理であり1330円という価格でしたが、ハイライトのメニュー表を見ても他に1000円を超えるメニューは存在していません。
こちらは「ビックリ盛り定食」。先ほど紹介したチキンカツに加えて、唐揚げなどもガンガン乗った贅沢なメニューです。もちろんこちらも美味しくお腹いっぱいになること間違いなしのボリュームですが、820円と良心的な価格です。
「みぞれ豚鍋 ご飯付」700円
また、学生街の定食屋としては珍しい「鍋料理」も名物となっています。それというのも、地方から出てきた学生に「野菜をふんだんに使った家庭の味を、安くお腹一杯に食べてほしい」から。創業時代からのコンセプトによるラインナップとなっています。
ボリュームたっぷりで安くて美味しく、しかもヘルシーなご飯もある『ハイライト食堂』。学生だけでなく、若い京都旅行者全員にオススメのお店となっています。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP DATA
ハイライト食堂 百万遍本店
住:京都府京都市左京区田中門前町94
TEL:075-781-4517
営:[月~金] 11:00~23:20 [土] 11:00~22:20
休:日曜・祝日
https://hilite-kyoto.com/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。