【永久保存版】ゆで卵・目玉焼き・味付け卵…プロが教える「基本のたまご料理」レシピ
食楽web
ゆで卵や目玉焼きなど、毎日の食卓にのぼる基本料理の一つ、「たまご料理」。とても簡単な調理なのに「毎回、思った通りに美味しく作れない」と密かに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
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『食楽web』で好評をいただいている、フードクリエイターユニット「東京ソロごはん。」による基本のたまご料理シリーズ。 こちらでは、これまでにご紹介した「ゆで卵」「半熟目玉焼き」「味付け卵」の3つの作り方をまとめてお届けします。
どれも基本をおさえれば、いつもの料理がワンランクアップすること間違いなし。料理のレパートリーも増えて、毎日のご飯が楽しくなりますよ。
超半熟、半熟、固ゆで……自分好みの「ゆで卵」の作り方
朝ごはんやお弁当のお供、サラダやラーメンなどのトッピングに大活躍する「ゆで卵」。超半熟、半熟、固ゆでと、固さの違うゆで卵の作り方をご紹介します。こちらを習得すれば、あなたもゆで卵名人になれるはず!
◎材料
・冷蔵庫から出したての卵(M)
・酢……大さじ1
・塩……ふたつまみ
◎作り方
1.鍋に1lのお湯を沸騰させ、塩と酢を入れたら、お玉に卵をのせてそっと入れる。超半熟卵は6分、半熟卵は7分、固ゆで卵は12分、沸騰しない程度の火加減で茹でる。黄身を真ん中にする場合は初めの2~3分、菜箸でゆっくりと回しながら混ぜる
2.茹で上がったらすぐ、冷水で急冷する。殻は卵の丸い方からヒビを入れ、さらに全体にもヒビを入れたら10分ほど冷やし、水や流水の中で殻を剥く
3.ゆで卵をきれいに切るには、糸を切りたい箇所に巻きつけて切るのがおすすめ。固ゆでの場合は、包丁にラップを巻いて切るといい
※作る際のポイントや工程写真はこちらをチェック!
卵の美味しさを存分に引き出す「半熟目玉焼き」の作り方
トロリとした黄身が美しい「半熟目玉焼き」。「ポイントを押さえれば誰でもきれいな目玉焼きが作れます。料理にのせて、黄身を割って絡めて食べるのが最高ですよ」とウェッティさん。一手間かけて作る半熟目玉焼きは、ハンバーグなどの料理にのせれば、レストラン級の見栄えと美味しさを楽しめます。
◎材料
・卵……1個
・油……少々
◎作り方
1.ボールに卵を割り入れる。黄身をスプーンで割れないようにすくう
2.フライパンを熱し、油を薄くひく。フライパンがしっかり温まったら中火にし、1の白身を低い位置から形を作りながらゆっくり入れる
3.5秒ほどたち、周りの白身が固まったら濡れ布巾の上にのせフライパンの温度を下げる
4.3を弱火にかけ、1の黄身を真ん中にのせる。黄身が動く場合はスプーンで軽く押さえて動かなくなるまでキープする。弱火で5分加熱する
※作る際のポイントや工程写真はこちらをチェック!
ねっとり黄身がコク旨な「味付け卵」の作り方
最後にご紹介するのは、作り置きしておけば様々な料理にアレンジできる「味付け卵」です。「漬けだれに24時間染み込ませるのがポイント。黄身がねっとりとしていて、ごはん3杯は食べられる美味しさです」(ウェッティさん)
おかずやお酒のおつまみとしてはもちろん、ラーメンや魯肉飯などにのせれば一層、料理の旨みが感じられます。
◎材料(日持ち:冷蔵4日)
・半熟ゆで卵……4個
・みりん……大さじ3
・醤油……大さじ3
・水……大さじ2
・砂糖……大さじ1/2
・和風の顆粒だし……小さじ1/2
◎作り方
1.小鍋にみりんを入れて火にかけ、煮切る(アルコールを飛ばす)。他の調味料を加え沸騰直前まで温め、粗熱をとる
2.袋に殻を剥いたゆで卵、1を入れ、空気を抜いてしばる。この状態で、24時間漬ける
※作る際のポイントや工程写真はこちらをチェック!
●プロフィール
東京ソロごはん。
フードコーディネーター・ウエッティと、フォトグラファー・はしもっちゃんによるフードクリエイターユニット。「ひとりごはんが楽しくなるお料理」を毎週金曜日18時YouTubeにて動画配信中!
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