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 家で作る本格的なスパイスカレーも定着しつつありますが、スパイスを一から揃えるのは難儀なもの。そこで、カレーのパイオニア『ハウス食品』が、自宅でも手軽にスパイスカレーが作れるように『ギャバン』と共同開発したのが、新しいカレーパウダー「GABANカレーパウダー<PROFESSIONAL BLEND>」です。現在、首都圏エリアで発売中とのことで、早速試してみました。

内容量35g 350円(税抜)

 約10年の研究の末に完成したカレーパウダーで、ターメリック・フェヌグリーク・クミン・コリアンダー・唐がらし・フェンネル・ブラックペパー・シナモン・陳皮などが絶妙な配合で組み合わされています。そのため、カレーを作るだけではなく、既存の調味料に混ぜたり、料理にコクを出したい時の隠し味としても使えます。

 これを使うだけで、いわゆる家庭的なカレー味ではなく、専門店で食べるようなプロ仕様のテイストになります。『ハウス食品』が蓄積してきたスパイスの製法と『ギャバン』のスパイス加工技術を取り入れることで、従来のカレーパウダーとは一線を画す仕上がりになっているのです。

新作「GABANカレーパウダー」でキーマカレー&ココナッツカレーを作ってみた!

 ということで、「GABANカレーパウダー<PROFESSIONAL BLEND>」を使った1番手軽なメニュー「キーマカレー」を作ってみました。挽肉を用意したら、カレーパウダーは小さじ4。カットトマトやチューブのニンニク、ショウガ、塩、醤油などで味を整えたら完成です。

 ターメリックやクミンのカレーらしい香りとともに、フェヌグリークやシナモンの甘く、爽やかな香りが鼻腔を抜けていきます。後からじりじりと唐辛子の辛さが追ってきて、どんどんスプーンが進んでいきます。煮込む時間も短いので、まずはスパイスの味を試してみたいというニーズにピッタリです。

 水の代わりにココナッツを加えると即席の「ココナッツカレー」が完成! バターと生クリームをたっぷり加えれば、お店で食べるような濃厚バターチキンカレーもお手のもの。これひとつで、何通りものカレーが自在に作れます。

 既存の調味料や料理のちょい足しにも便利。ケチャップに混ぜればカレーケチャップができ、ビールに合うおつまみ「カリーブルスト」も楽しめます。いつもの炒飯の味付けに加えるだけでも、スパイスのきいたお酒に合う味になります。

 ワンランク上のカレーにチャレンジしてみたい! というニーズに応えた一品。ぜひお試しください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

ハウス食品

https://housefoods.jp/products/special/gaban-curry/index.html