二宮和也のYouTube戦略が巧みな理由 垣根超えチーム結成も

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二宮和也(37)が4月8日に立ち上げた公式YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」が破竹の快進撃を繰り広げている。

「開設から21日間で登録者数は200万人を突破。これは日本史上最速で、嵐の公式チャンネルが持つ記録を塗り替えました。動画の総再生回数もすでに5千万回を超えています」(ITジャーナリスト)

二宮がチャンネルの“相棒”に選んだのが、KAT-TUNの中丸雄一(37)、Hey! Say! JUMPの山田涼介(28)、Sexy Zoneの菊池風磨(26)という3人の後輩。一人ではなく、グループの垣根を越えた“チーム”を結成したのには理由があった。

「インドア派であまり後輩とつるまないイメージを持たれている二宮さんですが、嵐休止後は“役立てるなら後輩のプロデュースをやりたい”と話しているそうです。番組で共演した後輩が演技について悩んでいると、『全体を俯瞰で見ることが大切だよ』とアドバイスを送っているといいます。

二宮さんは役者として現在、主演作の撮影に臨まれているそうです。多忙ななかYouTubeにも力を入れていますが、チャンネルを立ち上げるにあたり、プライベートでも交流があった3人と一緒にやる必要性を力説したそうです。自ら先頭に立ち、後輩の魅力を広めていきたいという思いがあるのでしょう」(テレビ局関係者)

そんな二宮に立ちはだかる強大なライバルが。オリエンタルラジオ・中田敦彦(38)だ。

「中田さんの公式チャンネルの登録者数は約380万人。現在、オリジナル動画を投稿する芸能人では中田さんが日本のトップです」(前出・ITジャーナリスト)

YouTubeで松潤との“共演”も計画

二宮は“打倒中田”に向けてプロデューサーとしての才能を発揮しているという。

「最初の動画では二宮さんのシルエットだけを見せ、徐々に詳細を明かしていく方式でしたが、二宮さんの提案によるものと聞いています。最初はなかなか発見されず、不安だったそうですが(笑)。

今後はファン以外の登録者数も獲得するために、ゲームの実況配信も計画中で、同じくゲーム好きの山田さんの友人のプロゲーマーをゲストに招くことも考えているそうです」(芸能関係者)

休止後に“新天地”で躍動する二宮。いっぽう、同じく演技派として名高い松本潤(37)は『99.9‐刑事専門弁護士‐THE MOVIE(仮)』、『どうする家康』(NHK)と2つの大作に出演するなど役者業に邁進している。別々の道を歩む2人だが、その思いは一つのようだ。

「二宮さんはかねて『仕事のモチベーションは嵐に還元すること』と語っているように、今回のYouTuberデビューも再集結するまでに自分の幅を広げるための活動と捉えているそうです。

嵐の活動期間中はできなかったことをお互いにやることで、“パワーアップした嵐を見せたい”という思いで2人ともいるのでしょう」(前出・テレビ局関係者)

そして、近い将来に松本と二宮が“合流”する可能性も!?

「今はYouTubeの方向性を模索している最中ですが、二宮さんは落ち着いたタイミングで松本さんをゲストとして招くことも考えているそうです。松本さんも4月30日に有料ブログで《YouTubeのオファー来なかったな。。笑 もう少し待ってたら来るかな。。?》と綴っていましたし、実現は近いかもしれません」(前出・芸能関係者)

指針は違えども、2人の“絆”は休止後も不滅だ。

「女性自身」2021年5月25日号 掲載