ガッツリ派に勧めたい「焼き鳥店の〆ご飯」!こだわりが光る究極の丼グルメ8選
焼き鳥店に行くと満腹でも、最後になぜか「〆ご飯」が食べたくなってくる。
それぞれの焼き鳥店で、別腹として食べてほしい逸品に工夫が凝らされ、それを目当てに店を選ぶということも。
「麺もの」に続いて今回は親子丼、そぼろ丼など王道メニューを中心とした「ご飯もの」を紹介しよう。
「親子丼」1,000円
「日本一こだわり卵」の美味しさが際立つ、究極の親子丼!
鳥しき@目黒
「イメージは温かい卵かけご飯です」とは店主・池川義輝さん。
ほの温かい卵黄とふるふるの卵白とが絶妙に絡み合う、例えるなら「新感覚のTKG」。今までにない驚きの美味しさだ!
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「そぼろ丼」660円
素朴な見た目に隠された、鶏の旨みと豊かな食感に悶絶!
伊勢廣 京橋本店@京橋
『伊勢廣』が誇る名物“団子”と同じ肉を使ったそぼろ丼は、見た目はシンプルだが味わいは実に濃厚。
焼き鳥用とは別に旨みの強い鶏を仕入れ、脂のある部位と噛み応えのある部位など数種類をブレンドするこだわりよう。
挽き方も変え、食感にリズムをつけて仕上げている。
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「きじ丼」1,000円
串焼きとはひと味違った、分厚いもも肉に舌鼓!
鳥焼 笹や@目黒
ご飯の上に乗る、焼き目も香ばしい焼き鳥は「伊達鶏」のもも肉。
約100gをタレにつけ一枚焼きにして、あとから切り分けている。こうすることで、より柔らかくジューシーな仕上がりになるそう。
串で焼いたもも肉とは、またひと味違った美味しさが魅力。
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「炭火焼鳥のまぶし御飯」900円
持ち帰りでも人気の混ぜご飯。芳ばしい香りと食感が弾ける!
焼鳥今井@外苑前
「ひつまぶしのイメージで作りました」とは、店主の今井充史さん。
土鍋でやや硬めに炊いたご飯にタレを満遍なくまぶし、炭火の薫香を纏った「天城軍鶏」のもも肉を入れる。
その弾力ある噛み応えが、パラリとした米に小気味よく絡むのだ。
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焼き鳥店の〆が、トリュフの炊き込みご飯!?
「トリュフの炊き込みご飯」4,400円
フレンチの発想から生まれた炊き込みご飯が贅沢すぎる!
シャジ@麻布十番
フレンチ焼き鳥とワインがコンセプトの店だけに、〆にもひと捻りあり。
昆布出汁とバター、醤油、酒で炊き上げた有機米に、たっぷりの黒トリュフをかけた和仏折衷のひと品だ。
舞茸も一緒に炊き込むことで、旨みと香りを補完。黄身が白い「米卵」をかけて供されるのも面白い。
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「卵かけご飯」650円
大定番のTKGが、ふわっとリッチな味わいに大変身!
床島@三軒茶屋
卵の白身をメレンゲ状にしたのは、ドロッとした生の白身が苦手な人でも美味しく食べられるようにとの配慮から。
卵には、黄身の味が濃くクセのない相模原の「長寿卵」をセレクト。
粘り、香り、そして硬さを兼ね備えた山形県庄内平野産ブレンド米との相性も上々だ。
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「そぼろ丼」1,000円
甘辛いタレと大ぶりな卵黄が完璧に調和して、ご飯が進む!
ヤキトリ燃ウェスト@西麻布
一見キーマカレーのようなそぼろ丼は、細かく挽いた肉が味の決め手になる。
ご飯との一体感を考慮した結果だそうで、鶏は愛媛の「媛っ子地鶏」。やや濃い目の味付けだが、卵黄と混ぜることで良い塩梅に。
途中でセットの白湯スープを入れ、味変するのも一興。
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「スープ茶漬け」1,000円
出汁の効いた鶏ガラスープが、最も輝く一杯
鳥よし@中目黒
20年以上変わることのない、創業以来のベストセラーメニュー。
たっぷりと注がれるスープは「伊達鶏」の鶏ガラを6〜8時間煮込んでとり、澄んだ旨みと深い余韻があとを引く。刻んだ葱の風味もいい。
写真はもも肉だが、好みでささみやつくねなど具をカスタマイズすることも可能。
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鶏の旨みが抽出されたおかずとご飯が、丼というひとつの器の中で融合する。
焼き鳥店の情熱が詰まった「ご飯もの」を前にすれば、満たされた食欲が再び蘇るだろう。
(※本記事の情報は、東京カレンダー2021年3月号掲載時点のものとなります。最新の営業状況は、各店にお問い合わせください。)