お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから我慢しなさい……上の子は子どもの頃、親にそう言われた経験があるのではないでしょうか。下の子は、生まれた時から親の愛情を独占できないため、年長者として少し機会を譲りましょう、という意味ですが、犬の場合はどうなんでしょう。妹の連続パンチにひたすら耐えるお兄ちゃん犬をTwitterで発見しました。

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 この健気なお兄ちゃん犬は、コーギーの「ちい」くん。妹の「むう」ちゃんと一緒に、Twitterユーザーであるmu-chiさん(@muchi21067312)のお家で暮らしています。

 飼い主のmu-chiさんによれば、天真爛漫な妹のむうちゃんに対し、お兄ちゃんのちいくんは優しい性格。妹に対しても穏やかに接しているようです。そんな兄妹の関係がよく分かるのが、mu-chiさんが「兄よ… もう怒ろう」という言葉とともにTwitterに投稿した動画。

 かまって欲しいのか、ひたすらお兄ちゃんの顔に小さなパンチを連続で繰り出す妹のむうちゃん。ちいくんはというと、いくらパンチを浴びつつも泰然自若として、時折口の周りをなめるだけ。


 猫の場合、いわゆる「猫パンチ」する時に爪を引っ込ませていることもありますが、爪の出し入れができない犬の場合、結構痛いはず。しかも敏感な鼻と口の周りですから、ちいくん「うっとうしいぃ……」と思わないのかなぁ……お兄ちゃんだから、妹のすることを大目に見てるんでしょうか。

 こういう関係だからか、兄妹はいつも仲良し。並んで寝ていることも多いそうです。横だけでなく、縦並びでも……別のツイートで紹介されています。

 ハウスに上半身だけ入って仰向けに寝ている妹のむうちゃん。その後方に縦並びで兄のちいくんが手足を後ろに投げ出し、うつ伏せで寝ています。そこへ現れたのは、mu-chiさんのおうちに暮らしている猫(マンチカン)のととろさん。

 ととろさんは目の前に横たわるコーギー兄妹を見て、ジャンプして越えていきます。「悲報 寝相のクセが強すぎて 猫がアスレチックだと思ってる」というツイートの言葉通り、確かにハードルを飛び越えるみたいですよね。

 mu-chiさんはTwitterのほか、インスタグラムやYouTubeのチャンネル「an_i_moto」にも投稿していて、ちいくんむうちゃんのコーギー兄妹と、ととろさんの暮らしぶりを紹介しています。犬猫そろって足の短い、可愛らしい動きに思わず顔が緩んでしまいますね。

<記事化協力>
mu-chiさん(@muchi21067312)

(咲村珠樹)