名古屋駅から徒歩12分ほどの場所にある高級ホテル、名古屋プリンスホテルスカイタワー。開業は2017年10月で、プリンスホテルとしては名古屋エリアエリアで初めてのホテルです。

ロビーフロアは31階(地上140メートル)、客室は32階〜36階(150〜170メートル)にあり、高層階から名古屋市内を一望できる眺望・夜景が楽しめるホテルとして人気があります。

そのロビーフロアにある「Sky Dining 天空」は、名古屋駅周辺の景色と景色・夜景を眺めながら、地中海料理をベースとしたヘルシーな料理や地元食材を取り入れたブッフェを楽しむことができるレストランです。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のため 2020年4月15日からブッフェスタイルの営業を休止していましたが、2020年7月18日より、Withコロナに対応した新たな提供スタイル&サービスでランチおよびディナーの営業が再開しました。

実際にランチブッフェを利用してきたので、新たな提供スタイル&サービスがどんなものか、どんなメニュー(料理・デザート)が食べられるのかを紹介します。

まず、入り口で手指のアルコール消毒と非接触型体温計による検温してから、店内へ。その際に、食事中のマスク入れとして、半永久的な抗菌効果・抗菌素材を使用したオリジナルの「抗菌マスクケース」をいただきました。

テーブル席はゆったりと配置されており、ソーシャルディスタンスもばっちり。各テーブルには除菌スプレーが用意されていました。

大きな窓からは名古屋駅周辺の高層ビル群がよく見えます。特に、2面ガラス張りのコーナーは、天空に浮かんでいるような気持ちになりそうな特等席です。

以前はすべての料理を自由に取りに行くブッフェスタイルでしたが、新たな提供スタイルとして、ブッフェの一部をオーダー制とし、ブッフェボードがカフェテリア形式となりました。

ランチのオーダーメニューは、ローストビーフ、味噌カツサンド、アクアパッツァ、名古屋コーチンを使用したブリュレの4品。これらはできたてををスタッフが席まで運んでくれます。

オーダー制ですが、1回限りというわけではなく、好きなだけ何度でも注文可能です。

早速、店内奥にあるブッフェボードに行ってみましょう。

コーナーの入り口に「ブッフェボードをご利用の際のお願い」として、混雑緩和のため一方通行をしてほしいこと、マスクを着用してほしいことが書かれていました。

ブッフェボードはこのようなかたちです。大きな窓から陽光が差し込み、開放感があります。

以前は大皿に盛られた料理をトングやスプーンなどで取り分けるスタイルでしたが、現在は小さな器にあらかじめ盛り付けられた料理を器ごと取るスタイルです。

イタリアンオムレツ「フリッタータ」。

トマトコロッケ。

チーズを絡ませた尾張牛入りミートソーススパゲティ。

スペイン風名古屋コーチン入りミートボールのトマト煮「アルボンディガス」。

マカロニポテトグラタン。

アサリのサフラン風味ピラフ。

ソーセージとポテトのソテー ジャーマンポテト風。

チキンとキノコのアヒージョ レモン風味。

パプリカの冷製スープ。

生ハムとパスタのゴルゴンゾーラ。

ベーコン香るコンソメロワイヤル トリュフ風味のソース。

ホワイトチキンのトンナートソース。

タコとジャガイモの地中海風スパイシーマリネ。

ブッフェボードのメニューはいずれも少量ずつ盛り付けられているので、いろいろな種類のものをたくさん食べられます。

一般的なブッフェのスタイルだと、台の上にソースが垂れたり、ご飯粒が落ちたりすることがありますが、小皿盛り付けスタイルなので、ブッフェボードの上はずっときれいでした。

奥にあるパフォーマンスコーナーでは、焼きたての「イベリコ豚・愛知県産みかわ豚・ベーコンの食べ比べ」を手渡してもらえます。

ソースは「飛騨の山椒香るソース」と「アリゴ風チーズソース」2種類です。

イベリコ豚、愛知県産みかわ豚、ベーコン、いずれも甲乙付けがたいおいしさなので、豚肉好きならぜひ試してみてください。

1皿には各1切れしか載っていませんが、もちろん何度でもお代わり可能です。

同じくパフォーマンスコーナーでは、大きなチーズで仕上げたメリメロサラダもいただけます。

パフォーマンスコーナーのスタッフは全員フェイスシールドとマスクを着用しており、安心です。

メリメロサラダの「メリメロ」とはフランス語で「ごちゃまぜ」という意味だそう。

テーブルで食事をしていると、オーダーメニューのローストビーフが運ばれてきました。薄切りですが、しっとり柔らかくきめ細かくて、とてもおいしいローストビーフです。

味噌カツサンドはボリュームがあるので、2人で半分ずつでも良いかもしれません。

LINEお友達追加で、生ハムローズ(スペイン産ハモンセラーノ)のサービスがありました。

各テーブルに愛知県産みかわ豚と彩り野菜のピッツァとバジルパンのワゴンサービスがまわってきましたが、食べたらデザートが入らなくなりそうだったので、断わってデザートコーナーへ。

デザートコーナー。料理と同じく、小さな器に少量ずつ盛り付けられたデザートが並んでいます。

スフレチーズケーキとサングリア風ぶどう&フルーツゼリー。

チュロスとマシュマロチョコナッツ。

パンナコッタと 愛知県産桃を使用した桃ゼリー。器も冷えていて、おいしくいただけます。

そして、忘れてはいけないのがジェラートコーナー。

ストロベリー、チョコレート、宇治抹茶など5種類のジェラートがそろっています。

1種類だけでも、2種類盛り合わせでもOK! 私はストロベリーとバジルをいただきました。バジルにはオリーブオイルをかけるのがおすすめ。ジェラートももちろんお代わり可能です。

「このご時世にブッフェって大丈夫かな・・・?」と思うかもしれませんが、名古屋プリンスホテルスカイタワー「Sky Dining 天空」はWithコロナに対応した新たな提供スタイル&サービスを導入しており、安心してブッフェを楽しめると思います。

オーダーメニューはテーブルに運んできてくれ、ブッフェボードも小分けスタイルなので、以前に比べ、せわしなさが大幅に減り、ゆったりと食事を楽しめるようになったのも魅力的です。

地上140メートルからの絶景を眺めながら、大切な人とおいしい料理やデザートを味わってみてはいかがでしょうか。

今回はランチブッフェを紹介しましたが、メニューと料金が異なるディナーブッフェもあります。青空が広がる昼間のランチブッフェも素晴らしい景色が楽しめますが、きらめく夜景を眺められるディナーブッフェはロマンティックで、特にデートにおすすめです。

(ランチブッフェのメニューは2020年8月のもので、予告なく変更されることがあります。)

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

店名 Sky Dining 天空
住所 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 名古屋プリンスホテルスカイタワー 31F
アクセス JR「名古屋」駅 広小路口より徒歩12分、または、名古屋駅よりあおなみ線で1駅の「ささしまライブ」駅にて降車、徒歩2分
駐車場 あり(5,000円以上の飲食で2時間無料)
公式サイト https://www.princehotels.co.jp/nagoya/restaurant/skydining/
営業時間
・ランチ 11:30〜15:00.(L.O. 14:30)
・ディナー 17:30〜21:30(L.O. フード21:00)