小型でもパワフルで360度回転できるUMPC「OneMix 1S+」 外出先でも仕事ができるバランスの良いマシン

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ノートパソコンの中で9インチ以下のディスプレイを搭載したUMPC(ウルトラモバイル ピーシー)の人気が高くなっています。
UMPCは中国メーカーを中心に、様々な製品がリリースされています。
小型ではあるものの、日常ユースでは十分な機能を持ち、さらに価格帯も入手しやすいのが特徴です。
最近はニーズの拡大からUMPCのバリエーションも増えており、ゲーム用で高スペック製品まで登場しています。

初期のUMPCは、価格を低くおさえるため、低スペック製品が多かったのですが、現在はスペックもあがり、実用的な製品が増えています。
今回は、その中でもバランスの良い製品One-Netbook社の「OneMix 1S+」を紹介します。


「OneMix 1S+」


OneMixは、UMPCの中でも人気の高いシリーズです。
特徴としては、ディスプレイを360度回転させてタブレットスタイルでも利用できます。
「OneMix 1S+」は、前モデルのCPUがCeleron 3965Yでしたが、新製品はCore m3-8100Yとなり、メモリ8GB、ストレージ256GB SSDと、十分なスペックにアップしています。

ディスプレイは、7インチ(1920×1200)、サイズ182 x 110 x 17mm、重量515gと小型です。
内蔵キーボードは小型になりますが入力しやすいサイズを確保されており、キーボード部分には、タッチセンサー式マウスユニットと指紋認証センサーまで搭載されています。


キーボード


キーボードを360度回転させて、タブレットのように利用も可能で、2048階調スタイラスペンに対応しています。


キーボードを360度回転


搭載OSはWindows 10 Homeで、実際に操作をしてみるとCeleronを搭載した安価なUMPCのような動作がもたつくこともなく、スムーズな操作ができます。メモリ8GBも、動作に余裕を与えている印象です。ネットサーフィンやシンプルなオフィス文書を扱う程度であれば十分な性能といえます。また515gという軽量なため、カバンに入れて持ち歩くような用途には最適です。

スマートフォンやタブレットでも仕事などの作業ができる時代になってきていますが、パソコン作業が必要な場合もまだ多く、UMPCを1台カバンに入れて持ち歩ければ、外出時の急な仕事や作業が発生しても安心です。
「OneMix 1S+」はUMPCながら、バランスが良く、実用性が高い製品なのでお勧めです。


執筆 伊藤浩一