バットマン・ユニバース拡大へ、新作『ザ・バットマン』のスピンオフドラマが製作

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2021年公開予定のDC映画『The Batman(原題)』のスピンオフドラマが製作されることが明らかになった。米Varietyなどが報じている。

映画『The Batman』は、『フェリシティの青春』や『ザ・ループ TALES FROM THE LOOP』などのドラマシリーズを手掛け、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』でメガホンをとったマット・リーヴスが監督を務め、ロバート・パティンソンが主演するバットマンの新たな単独映画。

今回製作することが決定したそのスピンオフドラマでは、ゴッサム市警察が舞台となり、腐敗したゴッサムシティに迫る。米HBO Maxで配信される。

ドラマ版で製作総指揮を務めるのは、映画版の監督であるリーヴスと、映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされ、『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』や『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』などを手掛けてきたテレンス・ウィンター。ウィンターは脚本も担う。

リーヴスは、「これは素晴らしい機会です。私が映画で作成している世界のビジョンを拡大するだけでなく、その世界観を深く、詳細に伝えられることができるのです。そして、犯罪や腐敗の世界を洞察力と力強く描いてきたテレンス・ウィンターと一緒に仕事できることは夢でした」と述べた。

ゴッサム市警察のドラマといえば、2014年から5シーズンにあたり米FOXで放送された、若き日のゴードン刑事が主人公の『GOTHAM/ゴッサム』があるが、本作は別物となり、複数のプラットフォームにわたって新しいバットマン・ユニバースを立ち上げることを目的としている。

バットマン役のロバート・パティンソンをはじめ、映画版のキャストが本作に登場するのかは現時点では明らかになっていない。(海外ドラマNAVI)

Photo:マット・リーヴス公式Twitterより