バットで殴打、飛び蹴りも!? “暴動級の大乱闘”に米衝撃「野球界でも最もワイルド」
ベネズエラLで起きた超絶大乱闘、そこかしこで殴り合い…
海の向こうでとんでもない大乱闘が起きた。8日に行われたベネズエラリーグ、ズリアイーグルス―アンゾアテグイカリブス戦。打者がバットで殴りかかるなど、両軍選手が入り乱れるシーンが海外に衝撃を走らせている。
大男たちが暴れまくった。カリブスの投手放った直球が、元MLBのアレックス・ロメロの臀部に直撃。すると、一瞬で沸点に達したロメロは後ろを振り返り、両手で握りしめたバットを捕手の背中に思い切り叩きつけた。続けて右手一本でもう一発。主審も迷わず退場をコールしたが、もう止まらない。殴られた捕手もミットを投げつけ、観客も頭を抱えて立ち上がった。
両軍選手が一斉にベンチを飛び出す。しかし、止めに入ると思いきや、勢いよく互いに飛びかかり、大乱闘に発展した。拳を振り回し、飛び蹴りを繰り出す選手も。もみ合いとなりながら集団は複数に別れ、そこかしこで乱闘騒ぎが起きている。収拾がつかない様子だった。
米ヤフースポーツは「ベネズエラ野球リーグの大乱闘で打者が捕手をバットで襲う」の見出しで記事を掲載。「野球界でも最もワイルドと言える大乱闘」「バットで襲い掛かり退場となった」と説明している。打者のロメロ、捕手のガブリエル・リノ、投手のエンジェル・ネズベット、ミネソタツインズからカリブスの一員で参戦しているウィリアンズ・アストゥディーヨ内野手も関与したとして6人が退場とされたという。
13-1でカリブスリードの8回に起きた大乱闘。試合は13-2で決着した。(THE ANSWER編集部)