[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年9月18日放送の「仰天コロンブス」のコーナーでは、「食パン」の語源について調べていました。

「パンはパンでも食べれないパンは?」のなぞなぞがありますが、パンは食べられて当たり前。なぜ、わざわざ「食」がついているのでしょうか?


食パンの謎に迫る

2つの説が

当たり前すぎて考えたこともない「食パン」の「食」。

金沢市の食パン専門店「新出製パン所」の担当者に伺うと、二つの説があると教えてくれました。

まず一つ目が、「主食として食べるパン」だから。「主食パン」から「食パン」となったという説があります。確かに食パンを毎朝食べる家庭は多いので、もっともらしいですよね。

もう一つの説が、「消しパン」と区別しているという説。消しパンというのは、デッサンの時に消しゴム代わりに使うパンのことです。

「消す」と「食べる」を区別するために「食パン」としたということです。

食パンは、主食として食べても飽きがこないように、他のパンより油の比率が低いのです。なので、紙にちょうどなじみ、食パンが筆のような役割をして、作り出す質感や陰影がとってもよくなります。

白い部分でデッサンを消し、耳の部分は食べるのは、当たり前の作業なのだそうです。

そして、絵を描く人は、食パンの耳の美味しい食べ方に詳しいんだとか。

語源から、面白いことが知れましたね。

(ライター:りえ160)