ドトールコーヒーショップ天六店(大阪市)が発行しているレシートが、インターネット上で話題になっている。

なぜか、人気音楽ユニット「ポルノグラフィティ」の楽曲「アゲハ蝶」の歌詞をパロディーした文章が、レシートに印字されているというのだ。それが、コチラだ。


タピハ蝶とは...。画像はリょうさん(@ryocchu)のツイートより

「モチりモチり」「タピハ蝶」というフレーズから考えると、どうやらドトールが2019年7月25日から販売しているタピオカメニューを告知する内容のようだ。しかし、なぜアゲハ蝶をパロってしまったのか。

Jタウンネットは19日、ドトールの広報担当者に話を聞いた。

「アルバイトに大ファンが...」

念のため、レシートに印字されている「タピハ蝶」の歌詞を紹介しておこう。

「モチりモチりと舞い遊ぶように
姿見せたタピハ蝶
夏の夜の真ん中月の下
喜びとしてのロイヤル
黒糖帯びたミルクに
世の果てに似ている漆黒の玉」

単なるタピオカドリンクが、なんだか壮大なものに感じられてくるから不思議だ。というか、「世の果てに似ている漆黒の玉」って。恐れ多すぎて飲めなくなりそう。

このレシートは、ツイッターユーザーのリょうさん(@ryocchu)が紹介したことで話題に。投稿のリプライ(返信)欄などには

「だめ 『漆黒の玉』でもうだめwwww」
「これがウワサの『ポルノミルクティ』ですか」
「この歌詞で歌ってしまいました」

といった反応が寄せられている。


ドトールのタピオカドリンク(左がロイヤルミルクティー、右が黒糖ミルク)

こうしたレシートについて、ドトールの広報担当者は「天六店のみで実施しているものになります」と説明。その上で、「アゲハ蝶」の歌詞をパロディーした理由について聞くと、

「アルバイトにポルノグラフィティの大ファンがいて、アゲハ蝶の歌詞をもじったコピーを考案したそうです。店長がそれを承認して、実際にレシートに印字することになりました」

としていた。

クスッと笑えるこのサービス。関西にお住まいのポルノグラフィティファンは、記念にレシートをゲットするのもアリかもしれない。