[めんたいワイド- 福岡放送] 2019年7月29日放送の「めんタイムス」のコーナーでは、エスカレーターの「乗り方改革」を紹介していました。

この施策は、左側に寄って、右側に歩くスペースを空けるといった行為を止めてもらおうというもの。事故や転倒を防ぐのが目的だそうです。実際に福岡市地下鉄のエスカレーターの事故は年間40件ほどあって、このような事故を無くすために始めた改革だといいます。


急いでいるときは、歩きたいけど...(画像はイメージ)

実際の街の声は...

この改革は、全国の鉄道事業者52社などが共同で実施するもの。ですが...、実際の街の反応はフクザツ。「急ぐ時は、反対側を開けてほしい」という声が多かったようです。

右側に乗って動かず立っている時に、後ろからのプレッシャーに耐えられるかどうかとういうのも、問題になりそうでした。

こういった問題から、気兼ねなく右側に立っていられるように「わけあってこちら側で止まっています」というキーホルダーが作られました。キーホルダーを求める人の中心は、身体的な事情などで歩くことが難しい人だそう。

これは全国から注文が殺到しているそうで、届くまで最長3か月はかかるということでした。

安全のためにも私も勇気を持って、片側を開けずに立ち止まってみようと思います。

ライター:美由紀