XFN-ASIA通信によると、米メディア大手バイアコム傘下の映画制作部門パラマウント・ピクチャーズは、米著名投資家のジョージ・ソロス氏が率いる企業投資ファンドに対して、ドリームワークスの映画ライブラリーを売却することで交渉中だ。米紙ウォールストリート・ジャーナルが8日、関係に詳しい筋の話しとして報じた。同社は先月、ドリームワークスを7億7400万ドルで買収するほか、8億4000万ドルの債務引き受けで合意した。同資金を調達するため同社では、ドリームワークスの59タイトルを8億5000万−10億ドルで売却する方向で投資家を探していた。交渉の詳細は不明。他の投資グループも購入を打診しているが、ソロス氏の投資グループが独占的に交渉を行っている模様。パラマウント側では月内にも交渉をまとめたい意向という。　【了】