DA PUMP

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 普段感じていること、口には出せないホンネ、はたまた口が裂けても言えない秘密。──匿名という条件のもとに、ぜんぶ白日の下にさらけ出します! 女性のセキララなアレコレを、いろんな角度からアナリティクス(分析)! 数字はウソをつきませんよ♪

北島三郎、五木ひろしらを押さえて
AKB48が「興味なし」1位になった理由は?

 かつての“大晦日一強”というイメージは鳴りを潜めたものの、『NHK紅白歌合戦』といえば、今なお特番の王様のひとつ。家族と一緒に「何となく見ちゃう」という人は今も少なくないことでしょう。そしてそこでは「見たかった!」という出演者がいる一方、「誰……?」という反応があるハズ。

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 そこで、2018年の紅白歌合戦の特別企画を含む出場者/出場グループ(※米津玄師は紅白出場発表前にアンケートしたため含まれていません)から、「見たくない」「見たい」アーティストのナンバーワンを、20〜30代の女性200人に聞いてみました。まずは「興味ない」部門から!(協力:アイリサーチ)

■「興味がない!」紅白出場歌手ランキング2018
(複数回答。1位3pt、2位2pt、3位1ptで算出。※カッコ内は出場回数)

1位 AKB48(11)82pt
2位 あいみょん(初)64pt
2位 TWICE(2)64pt
4位 北島三郎・北島兄弟(特別企画)55pt
5位 丘みどり(2)46pt
6位 Aqours(企画コーナー)44pt
7位 欅坂46(3)38pt
7位 五木ひろし(48)38pt
9位 島津亜矢(5)35pt
10位 石川さゆり(41)32pt
10位 天童よしみ(23)32pt
12位 乃木坂46(4)29pt
13位 坂本冬美(30)28pt
14位 純烈(初)27pt
15位 水森かおり(16)26pt
16位 King & Prince(初)26pt
17位 DAOKO(初)23pt
18位 Suchmos(初)20pt
19位 aiko(13)19pt
19位 Sexy Zone(6)19pt
19位 山内惠介(4)19pt

 1位はAKB48という結果に! 実は昨年も同様のアンケートを採ったのですが、1位はやっぱりAKB48でした。2位に20pt以上差を付けた不動の嫌われっぷりには貫禄さえ漂いますが、今回も20〜30代の女性を対象にしたアンケート。とはいえ彼女たちと相性が悪そうな“レジェンド級”の大御所や、馴染みのない新顔を差し置いての1位というのは、AKB48はよほど女性と相性が悪いのでしょうね。

 さて、2位以下を見ていきますと、ストリーミングシーンからブレイクしたあいみょんがランクイン。初出場というだけあって、まだまだ一般的な知名度は低いということかもしれません。韓国アイドルのTWICEは、昨年に引き続き2度目の出場が決まり、若者を中心に人気を集めていますが同率2位となりました。

 4位以下には北島三郎・北島兄弟、丘みどり、五木ひろしといった渋い面々が散見されます。

「見たい」1位はDA PUMP

 さて、「興味がない」に続いては「見たい」ランキング! 前述の結果と合わせて、紅白における“好き嫌い”の傾向を分析していきましょう。

■「ぜひ見たい!」紅白出場歌手ランキング2018
(複数回答。1位3pt、2位2pt、3位1ptで算出。※カッコ内は出場回数)

1位 DA PUMP(6)85pt
2位 星野源(4)75pt
3位 嵐(10)71pt
4位 King & Prince(初)62pt
5位 ゆず(9)47pt
6位 三浦大知(2)43pt
7位 いきものがかり(10)42pt
8位 MISIA(3)41pt
9位 あいみょん(初)38pt
9位 YOSHIKI feat. HYDE(初)38pt
11位 三代目 J Soul Brothers(7)37pt
12位 サザンオールスターズ(特別企画)36pt
13位 Perfume(11)35pt
14位 Superfly(3)33pt
15位 椎名林檎&宮本浩次(特別企画)32pt
16位 aiko(13)27pt
16位 TWICE(2)27pt
18位 乃木坂46(4)26pt
19位 欅坂46(3)23pt
20位 西野カナ(9)22pt
        
 1位は『USA』で今年再ブレイクを果たしたDA PUMP! リーダーのISSAがバラエティ番組などから引っ張りだこであるだけに露出も多く、順当な結果と見ていいでしょう。

 女性の顔ぶれが7位のいきものがかりに至るまで誰もいないという点でも、ある意味わかりやすいランキングになったといえます。

 さて、「興味がない」部門では2位だったあいみょんですが、「見たい」では9位に付けています。つまり彼女に関していえば、「好みが分かれる」「そもそも知らない」という見方ができます。

 同様に「興味がない」部門で欅坂46が7位だったのに対し、こちらではかろうじて19位に付けています。ちなみに興味がないナンバーワンであるAKB48は17ptで25位に付けていました。つまり知名度が高ければ高いほど、好みが分かれるということなのかもしれません。

 いずれにせよ、出場者側にしてみれば1年に1度出られるかどうかの晴れ舞台。最高のパフォーマンスを披露すべく、気合いを入れて臨んでいるのは間違いないでしょう。

 興味がない人やグループであったとしても、全力で楽しませようとしてくれるハズ。広〜い心で“流し見”をする。これが紅白の正しい楽しみ方のひとつといえそうですよ。

<文/雛菊あんじ>