鳥栖、トーレス&金崎先発も不発 ホームで磐田とゴールレス《J1》

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28日にベストアメニティスタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第18節のサガン鳥栖(17位/勝ち点14)vsジュビロ磐田(10位/同23)は、0-0の引き分けに終わった。

鳥栖は、鹿島アントラーズから電撃加入の金崎がJ1初先発のフェルナンド・トーレスと共に即スタメンに。対する磐田は、前節と同じ11名を引き続きスターティングメンバーに採用した。

後半戦初戦となる試合は4分、敵陣左サイドで得たFKから原川のクロスに小野が頭で合わせて、鳥栖にファーストチャンス。相手の攻撃に対応しつつ、ホームの鳥栖が先制ゴールを目指す。

しかし、鳥栖はフェルナンド・トーレスと金崎に効果的なボールが入らず、決定的な場面を作りだせない。対して、その隙を突きたい磐田も突破口を見いだせず、停滞感漂う展開となる。

後半の入りも優位に立った鳥栖は50分、金崎がボックス右のスペースにボールを供給。追い越す動きでそのスペースを突いた小野が右足シュートを放つが、カミンスキーの鋭い飛び出しに遭う。

続く55分には、フェルナンド・トーレスに決定機。後方からの浮き球パスに反応したフェルナンド・トーレスがループシュートを放つ。だが、ここもGKカミンスキーの飛び出しに阻まれる。

活路を見いだしたい磐田は、62分に自陣からロングカウンター。田口が右足インサイドでゴール右隅を狙うが、GK権田に弾かれる。すると、名波監督は68分に大久保を投入。活性化を図る。

だが、その後の交代策もゴールという結果に結びつかず、両チームともに勝ち点1ずつを分け合う痛み分けで終了。共に5試合で白星から遠ざかっている。