関西電力が、「ネガワット取引」を実施していたことが23日に分かった。企業に数時間単位の節電を呼びかける新たな仕組みで、関電が実施するのは初めて。共同通信が報じた。

工場などに数時間単位の節電を要請し、要請に応じた企業に電力会社が電気代を割り引くなどの対価を払う。2017年度に導入され、東京電力HDなどがすでに実施している。

関電では17日と18日に実施され、計約27万キロワット分の消費を抑えた。

関電、猛暑で企業と初の節電取引 需要のピーク抑制(共同通信)