CBS MarketWatchによると、21日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、米国標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の1月物は、欧米と日本で寒冷な気候が予測されたことから、暖房油の需給逼迫（ひっぱく）懸念が高まって買われ、前週末比49セント高の1バレル＝57.70ドルと反発して引けた。

　　ガソリン12月物は、前週末比0.47セント安の1ガロン＝1.4573ドルに反落、暖房油は同1.33セント高の1ガロン＝1.7095ドルと反発して引けた。また天然ガスは、一時100万Btu＝11.65ドルまで上伸した後、同8.3セント安の100万Btu＝11.331ドルで引けた。【了】