「手作りなめたけ」 レタスクラブニュースより/料理:植松良枝 撮影:木村拓

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えのきたけのシャキシャキした歯ごたえとこうばしいしょうゆの香りが食欲をそそり、ご飯の甘みを引き立てる「なめたけ」。ちょっぴり値段の張る「牛肉のつくだ煮」や「海鮮の瓶詰」などに比べると目立たない存在ですが、しみじみとした和の味わいを感じられるメニューです。

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今回は冷蔵庫で約1週間保存できる「手作りなめたけ」をご紹介。じっくりと飴色に煮詰めれば風味豊かな1品の完成です。白いご飯の相棒としてはもちろん、野菜とあえたりパスタに混ぜたりして、さまざまな料理に活用してみましょう。

 

■ ◆手作りなめたけ(232Kcal、塩分10.4g)

【材料・作りやすい分量・2カップ弱分】

えのきたけ 大2袋(400g)、酒、みりん、しょうゆ

【下ごしらえ】

1. えのきたけは根元を切り落として長さを3等分に切り、根本に近い部分は粗くほぐす。

【作り方】

1. 鍋にえのきたけを入れて酒大さじ4をふり入れ、ふたをして強めの中火にかける。約1分蒸し煮にして木べらで混ぜ、さらに2〜3分蒸し煮にする。

2. えのきたけがふっくらとしてつやととろみが出たら、みりん、しょうゆ各大さじ4を加える。

3. 強火にし、全体に煮立って細かい泡が立ったら、木べらで手早くかき混ぜながら煮詰める。

4. 鍋底の汁けがほとんどなくなり、照りのある茶色になったらでき上がり。粗熱がとれるまでおいて保存容器に入れ、冷蔵庫で約1週間保存できる。

 

水を加えず調味料とえのきたけから出た水分だけで煮詰めれば、凝縮したうまみをダイレクトに感じられます。えのきたけは収穫後も成長するので、冷蔵庫に入れても保存期間は2〜3日が限度。新鮮なうちに調理して「なめたけ」として保管するのも1つの手ですよ。(レタスクラブニュース)