バイエルン新監督に72歳の名将ハインケス浮上! 独紙「今年一番のセンセーション」
後任探しに奔走する王者 12-13シーズン三冠の立役者を招聘か
カルロ・アンチェロッティ前監督を更迭したバイエルン・ミュンヘンは、2013年にドイツのクラブとして史上初の三冠(国内リーグ、国内カップ、チャンピオンズリーグ)を達成後に引退していたユップ・ハインケス氏を招聘する可能性が浮上している。
ドイツ紙「ビルト」は、「今年一番のセンセーション」と驚きを持って報じている。
ブンデス5連覇中の王者は、先月27日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマンに0-3で完敗した後にアンチェロッティ前監督を解任した。アシスタントコーチのウィリー・サニョル氏が暫定監督を務めているが、その後任探しに注目が集まっていた。
後任候補には元ドルトムントのトーマス・トゥヘル氏、昨季までバルセロナを率いたルイス・エンリケ氏など豪華な名前が挙がっていた。しかし、そうした噂を飛び越えるほどのさらなる衝撃的なニュースとして、2013年にバイエルンで三冠を達成し、監督キャリアからの引退を表明していたハインケス氏の復帰説がメディアを賑わせている。
実現すれば4度目、独誌は今季限りと報道
「ビルト」紙は、「今年一番のフットボール・センセーション(大興奮)。ハインケスが4度目のバイエルン監督へ」と大々的に報じた。72歳の大ベテランは1987年から91年まで、2009年、そして2011年から13年までと3度にわたってバイエルンを率いた経験を持っている。
また、ドイツ誌「キッカー」では、ハインケスは今季いっぱいの指揮となり、来夏にトップターゲットとされている、ホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督の招聘を目指すと報じられている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images