細野豪志氏、なぜ出てくる度に山本モナとセットで蒸し返されてしまうのか
今年もいろいろと国会議員が週刊誌を騒がしたが、議員の恋愛スキャンダルが噴出するたびに必ずといっていいほど出てくるのが細野豪志氏と山本モナの名前。
細野と言えば、今回の衆議院解散にあたって、いち早く民進党を離党し、政治団体『日本ファーストの会』を設立した若狭勝氏と合流。その後、小池百合子東京都知事が代表となった新党『希望の党』の結党メンバーに名前を連ねた。
遡ること'06年の10月。当時、細野は35歳。民主党若手のホープと呼ばれ、党の政策調査会長代理を務めていた。
「将来、党を背負って立つと言われていました」(一般紙社会部記者)
一方、モナは、大阪のテレビ局を退社してフリーとなり上京。TBSの『NEWS 23』のキャスターを務めていた。地方局出身のフリーアナウンサーがいきなり看板報道番組に抜擢されることなどそうそうあることではない。彼女がどれだけ期待されていたかがわかる。その二人がFRIDAYに激写されたのだ。しかも“路チュー”を。
それから10年以上もたつのに、なぜ彼らの話が蒸し返されるのか。そのワケは撮られた写真と山本モナにあった。
掲載された写真は、都内のレストランから食事を終えて出てきた二人の姿を捉えたもの。足取りも軽く、よほど楽しい会食だったのか、それともこれから始まる甘美な夜を思ってなのか口角は上がりっぱなし。そして女性から顔を寄せていき男性の唇に……。二人の高揚感が伝わってくる写真だった。
千載一遇の“路チュー”写真は、被写体がスタイルのいい美男美女であり、路地裏の街燈の明かりが妙に雰囲気を醸し出していて、まるで映画のポスターのよう。
「フランス映画のワンシーンを切り取ったみたいで、張り込み写真として、あれほど“魅惑的”な一枚は見たことがないです(笑)。一度見た人は脳裏から消えないでしょうね」(スポーツ紙カメラマン)
写真のインパクトが強すぎて、“路チュー”と言えば、この二人のことを連想する人は多い。
しかし、細野はすでに妻子がいたから二人の関係は不倫となる。当然だが、その代償は大きかった。モナは東京進出の足掛かりとなるはずだった番組に数回出演しただけで、すぐに長期休養。そして結局は降板してしまった。細野は党の役職からすべて降ろされるはめに。
その後、モナは3か月間の謹慎を経て、テレビ復帰を果たし、'08年7月にはフジテレビの情報番組『サキヨミ』でキャスターに復帰したのだった。ところが、再び不倫デート写真を撮られてしまうのだが……。
細野はスキャンダル発覚後、民主党時代には内閣府特命担当大臣や環境大臣など重職を歴任。民進党では代表代行を務めたが、
「不倫報道が出た後、ネットなどでは『モナ男』と揶揄されるようになり、子どもの運動会の日に不倫が発覚したものですから、頑張って政治パフォーマンスをしても『モナ男運動会』なんて言われてしまいました。
モナさんようなハーフの女子アナやキャスターはいますが、フェロモンたっぷりの容姿から行動まで、あれほど“魔性のイメージ”を持った人はこれまで見たことありません。印象的な名前の字面と相まって、彼女の存在感は強烈です。相手がモナさんじゃなかったら何度も蒸し返される話じゃなかったでしょうね」(一般紙政治部記者)
彼の「希望」は、もちろん選挙に勝ち“路チュー写真”と“魔性の女”の呪縛から解放されること⁉
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>