人気アーティスト・中西圭三が伝授 誰でも歌がうまくなるプロ直伝テク!

写真拡大

会社員である以上、避けて通れないのがカラオケです。新年会、忘年会、歓迎会、飲み会のあとのカラオケは、定番中の定番。

しかし、オンチを理由からカラオケが苦手で仕方がないという人もいるでしょう。でも大丈夫。数々の名曲を生んだ人気アーティスト、中西圭三さんが歌を楽しむ秘訣を教えてくれました。

■「音程がとれない」「高音が出ない」は気にしない

『ビックリするほどカンタン! 誰でも歌がうまくなるDVDブック』(アスコム刊)の著者、中西圭三さんは、昨年デビュー25週年を迎え、国民的ヒット曲「Choo Choo TRAIN」を世に送り出し、BLACK BISCUITS「Timing」、おかあさんといっしょの「ぼよよん行進曲」など幅広い世代から愛されるアーティストです。

ちなみにこの記事のライターは音痴。カラオケは好きだけど音痴。なので、正直、自分の歌がうまくなる、なんて想像できません。だからこそ、本書の「音程がとれなくて、高音がでなくても気にしないように」という中西さんの言葉は強烈に印象に残ります。

中西さんは、音程やリズムが正確で、声量が豊かなら歌がうまいとは限らないといいます。何より大事なのは、「相手に伝えたい」という気持ちを持って、自分らしく歌うこと。

例えば、明るい歌を歌う時は、笑顔で歌う。それだけで歌は変わる。自然と声のトーンも変化し、歌声が明るくなり、相手に伝わっていく。結構、簡単なことでもガラッと歌の表情が変わるというのです。

■プロの歌手が使っている5つのテクニックとは?

とはいえ、自分らしく歌えばいいと言われても、そもそも「どうすれば自分らしく」歌えるのでしょうか。

中西さんによると、プロの歌手は、曲の世界観や感情をリスナーに伝えるために使っている5つのテクニックを使っているといいます。

前述の「笑顔を歌う」はその一つ。また、歌い出しに勢いをつける「アタック」や、せつなさを演出する「しゃくり」、余韻たっぷりの「タメ」、優しさや色っぽさが出てくる「ミックスボイス」が本書では取り上げられています。付録のDVDでは、中西さんの歌声に合わせて練習することができ、プロからボイトレを受けている気分に。

もうこれでオンチなんて言わせない! そんな一冊です。

(新刊JP編集部)

【関連記事】

映画化で注目の『沈黙』 作者・遠藤周作が語った1966年の講演音源を無料公開・新潮社
【本好きのあなたに挑戦状!】写真を見てタイトルを当ててみよう(初級編)