映画化で注目の『沈黙』 作者・遠藤周作が語った1966年の講演音源を無料公開・新潮社
現在公開中の映画『沈黙―サイレンス―』の原作者として、最近改めてその名が知られている作家の故・遠藤周作が『沈黙』について語った講演音源を、出版社の新潮社がウェブ上で無料公開した。
この音源は『沈黙』が刊行された年である1966年の6月24日に東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた「新潮社の文化講演会」を録音したもの。
『沈黙』はカトリックにとってのタブーである「棄教」を大きな主題としている。自身もカトリックであった氏は、信仰や宗教をテーマとした一連の作品群で知られるが、この講演では宗教があえて触れようとしないテーマを正面からとりあげるにいたった思いが語られている。
この音源は新潮社ホームページ内で全編無料公開。公開期間は2017年3月末までとなっている。
(新刊JP編集部)
・新潮社・遠藤周作「『沈黙』について」講演音源無料公開ページ:http://www.shinchosha.co.jp/book/112315/#b_section01
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この音源は新潮社ホームページ内で全編無料公開。公開期間は2017年3月末までとなっている。
(新刊JP編集部)
・新潮社・遠藤周作「『沈黙』について」講演音源無料公開ページ:http://www.shinchosha.co.jp/book/112315/#b_section01
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