銀メダル繰り上げ濃厚も、朝原宣治氏「それは悲しいこと」
IOC(国際五輪委員会)は、2008年北京五輪・男子400mリレーを制したジャマイカのネスタ・カーターが禁止薬物を使用していたことから、同国の金メダル剥奪を発表。これにより、同レースで銅メダルを獲得した日本の銀メダル繰り上げが濃厚となった。カーターはスポーツ仲裁裁判所に提訴する意向で、その裁定を受けて順位が確定する見通しだという。
すると、26日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、当時のレースでアンカーを務めた朝原宣治氏のコメントを伝えた。
電話取材に応じ、「端的にはもどかしい」と切り出した朝原氏は、「いつも報道で知るので、正式に当事者である選手には連絡はないので、きっちりしてほしい」とも。
さらには「2008年の記憶であったり感動というのは、そのまま私の中に残ってる。それが違う形として評価されるっていうことに関して違和感はあります」と心境を述べた。
また、銀メダルに繰り上がれば、昨年のリオデジャネイロ五輪の同種目で日本が獲得した銀メダルは、「2大会ぶり2度目」ということになる。
「それは悲しいこと」とした朝原氏は、「2008年でメダルを初めて獲って、それを見て“自分達もできる”と思ってくれた後輩達がリオで獲得したっていうのはもの凄い、それこそ本当に大事なこと」と後進達を気遣うと、「2020年の東京大会は是非クリーンな大会、一人も違反者が出ないような大会になってほしい」と語った。
すると、26日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、当時のレースでアンカーを務めた朝原宣治氏のコメントを伝えた。
さらには「2008年の記憶であったり感動というのは、そのまま私の中に残ってる。それが違う形として評価されるっていうことに関して違和感はあります」と心境を述べた。
また、銀メダルに繰り上がれば、昨年のリオデジャネイロ五輪の同種目で日本が獲得した銀メダルは、「2大会ぶり2度目」ということになる。
「それは悲しいこと」とした朝原氏は、「2008年でメダルを初めて獲って、それを見て“自分達もできる”と思ってくれた後輩達がリオで獲得したっていうのはもの凄い、それこそ本当に大事なこと」と後進達を気遣うと、「2020年の東京大会は是非クリーンな大会、一人も違反者が出ないような大会になってほしい」と語った。