衰退が叫ばれて久しいイタリアサッカーだが、本田圭佑と長友佑都の存在により、日本においては一定のセリエA人気があるようだ。インテル専門サイト『fcinternews』が報じている。

イベントチケット売買サイト『Ticketbis』のイタリア版によると、2016年の日本人ファンによるチケット購入が前年比で29%増。セリエAチケットを購入する外国人として、日本人はフランス人に次いで2番目に多いという。


日本のファンが関心を示した試合のトップ3は、インテル対ユヴェントス、ミラン対インテル、ユヴェントス対ミランの3試合。すべて本田と長友が所属するミランとインテルが絡んでいる。

イタリア政府観光局発表のデータとして『fcinternews』が伝えたところによると、アジア人のイタリア観光客は2015年に前年比で30.2%増を記録している。以前から旅行先として日本人に人気のイタリアだが、長友や本田の移籍でセリエA観戦に赴いたファンが少なくなかったことも予想される。