今月11日、メルボルンで行われたサッカーW杯アジア最終予選のオーストラリア戦は1-1の引き分けに。何度もチャンスを作り相手ゴールに迫った日本代表だったが、オーストラリアにボールを持たれる“守り”の時間帯も長く、終わってみれば前半5分に原口元気が挙げた先制ゴールのみ。現在はサウジアラビア、オーストラリアに続くグループ3位にいる。

すると、14日深夜放送、TBS「スーパーサッカー」ではサッカー解説者・三浦淳寛氏が同一戦を振り返って、ハリルホジッチ監督の采配に「不満」を述べた。

「引き分けという結果はともかく僕は戦い方が不満でした」と切り出した三浦氏は、その理由を「日本の持ち味は主導権を握ったサッカー。ちょっと消極的に引きすぎて、相手をリスペクトし過ぎた」と説明。その後も「しっかりとした守備をしてっていうのは分かるんですけど、ちょっとラインも低いですし相手がボールを持つ時間が長すぎた」、「清武(弘嗣)が出る時間(後半37分)ももっとはやい方がよかった」などとダメ出しを連発した。

また、来月はグループ首位のサウジアラビアと対戦する日本代表。この試合について、「海外組に頑張ってほしい」という三浦氏。番組MC・加藤浩次が「どうなればいいんですかね?」と首を傾げると、同氏は「自分のチームで試合に出ていないのが影響していると思います」とコメントしつつ、ケルンの大迫勇也をプッシュ。「得点する感覚をすごい持っている。ケルンでも調子がいい。シュートの能力もハッキリしているので是非代表に選ばれてほしい」と期待を寄せた。