マンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチが30日、ガラタサライとの強化試合で圧巻のゴールを決めた。デビューからわずか3分強。役者が違いを見せつけた。

「王として来て、レジェンドとして去る」。名言を残してパリ・サンジェルマンを退団し、ジョゼ・モウリーニョ監督を招へいして復活を目指す赤い悪魔に加わったイブラヒモビッチ。そのデビュー戦は、母国スウェーデンのイエーテボリで行われたガラタサライとの親善試合となった。

スタメンに名を連ねたイブラヒモビッチは、キックオフから4分としないうちにネットを揺らす。右サイドからMFアントニオ・バレンシアが上げたクロスに反応し、バイシクルボレーシュートで先制点を挙げたのだ。


チームは前半に逆転を許し、イブラヒモビッチもハーフタイムに交代した。だが、ユナイテッドは後半にFWウェイン・ルーニーの2得点やMFマルアン・フェライニ、MFフアン・マタのゴールで5-2と再逆転し、勝利を収めている。


モウリーニョ監督も試合後、「イブラは何を我々にもたらすことができるか、その片鱗を見せてくれた」と賛辞を寄せている。