中国人留学生が日本で感じた文化の違い・・・感動したマナーとは?
中国メディアの捜狐教育は9日付の記事で、中国人留学生が日本で感じた文化の違いについて紹介する記事を掲載した。中国人留学生は特にエスカレーターでのマナーに感動を覚えたようだ。
記事はエスカレーターに乗るときの日本のマナーについて「東京の場合は急いでいない人は左側、急いでいる人は右側を歩く」と紹介、大阪の場合はこれと逆になると記事は説明している。記事はこのマナーについて「非常に秩序があるため、互いにぶつかり合うということが生じない」と絶賛。
さらに、このマナーについて「非常に効率的であり、中国人もこのマナーを見倣うことを本当に希望する」と称賛した。「本当に希望する」という感想から、記事がこのマナーに心からの感動を覚えていることが分かる。記事は「もし列に並ばず押し合いへし合いするなら、結局自分の時間も他人の時間も無駄にすることになる」と指摘。つまり市民1人1人が秩序を意識して行動するときに大きな益がもたらされるという原則を体で経験したゆえに深く感動したということだ。
中国社会に秩序を守るという概念はないのだろうか。間違いなく軍隊にはあるだろう。軍隊において秩序は、例えるなら人間の身体の血管のようなものだ。他の臓器がどれだけ健康であったとしても血管がつまり血液がスムーズに流れなくなるなら生命活動がとまるのと同じように、軍隊に秩序が存在しなければいかなる作戦も遂行できないだけでなく軍隊そのものも崩壊するだろう。
管理する人がいない中国の公共の場において、日本のような秩序を実現させるためには、その必要性や利益を中国人1人1人が深く理解することが必要だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
記事はエスカレーターに乗るときの日本のマナーについて「東京の場合は急いでいない人は左側、急いでいる人は右側を歩く」と紹介、大阪の場合はこれと逆になると記事は説明している。記事はこのマナーについて「非常に秩序があるため、互いにぶつかり合うということが生じない」と絶賛。
中国社会に秩序を守るという概念はないのだろうか。間違いなく軍隊にはあるだろう。軍隊において秩序は、例えるなら人間の身体の血管のようなものだ。他の臓器がどれだけ健康であったとしても血管がつまり血液がスムーズに流れなくなるなら生命活動がとまるのと同じように、軍隊に秩序が存在しなければいかなる作戦も遂行できないだけでなく軍隊そのものも崩壊するだろう。
管理する人がいない中国の公共の場において、日本のような秩序を実現させるためには、その必要性や利益を中国人1人1人が深く理解することが必要だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)