フジテレビ「スポーツジャングル」(23日深夜放送分)では、ラグビー日本代表・山田章仁とホラニ龍コリニアシがゲスト出演。ホラニはラグビーのポジション格差を訴えた。

15人制ラグビーにおけるフィールドプレーヤーは、大きくフォワード8人とバックス7人に分けられる。フォワードはスクラムを組むなど体を張って相手選手と激しくボールを奪い合い、バックスは奪ったボールを前に進め得点を狙うことが多い。

「フォワードとバックスの格差が凄い」というフォワードのホラニはのっけから「酷いっすよ」とポツリ。「フォワードがゴリゴリやって(バックスが)トライを取ってくれるんで(テレビは)こっちしか映らない」と愚痴をこぼしはじめた。

するとバックスの山田も「ボールが一個しかないので、僕がトライをさせてもらったりするんですけど、こちらで大きい人がグワーってやってる。そのおかげなんですけど、(テレビのスポーツニュースなどでもトライなど)最後だけしか映らないんで、それはよく言われます」と、どこか嬉しそうに語った。

また、フォワードは練習時間も長いと訴えるホラニだったが、山田は「フォワードはスクラムとかラインアウトとか色々ある。僕ら練習先に終わっちゃってグダグダやっててもしょうがないので先に上がってコーヒー飲みに行こうぜって話をする。まだこっちで(フォワードは)練習やってるんですけど、しょうがないですよ」とキッパリ。ホラニは「終わって(ロッカールームに)帰って携帯見たら(バックス陣がお茶している様子をSNSに)アップしている」などとやるせない表情を浮かべた。

その他にも、「フォワードはケガが多い」というホラニは「常にボールの取り合いしているんで」と言いつつ、その最後は「まあ、映らないんですけど」と自虐的な発言も。人気もバックスの選手に集中するようで「(バックスには)試合後もサインで列を作る」と話した。