台湾のセブン-イレブン好調  年間3億杯のコーヒー販売目指す

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(台北 31日 中央社)台湾のコンビニ最大手、セブン-イレブンを展開する統一超商が好調だ。29日の発表によると、2015年の連結利益と営業収益はともに過去最高を更新。今後も店舗の大型化や独自のサービスを打ち出すなどし、人、店舗、商品、物流、システム、制度、文化の強化を図る考えだ。

2015年から機器の更新を行ったコーヒーは、同社が特に力を注ぐ商品。同社の林立莉公共事務部長は、今年の年間売上目標を3億杯と意気込む。また、食品については、品質と安全性の向上で売上が2〜3割伸びたとし、一部店舗で好評のふかし芋も販売店舗を拡大する方針。

このほか、購入金額に応じて付与されるポイントで引き換えられるプレゼントの高品質化にも取り組み、カバンブランドのポーターや衣料品、雑貨専門店のビームスなどとのコラボレーションで消費者の注目を集めたいとしている。

(陳政偉/編集:齊藤啓介)