ピカ子流メイク術を伝授「左右対称の眉毛はおしゃれじゃない！」

メイクアップアーティストのピカ子さんがTOKYO FMの番組にゲスト出演し、リスナーから寄せられた美容やメイクに関する質問に答えました。

（3月8日放送、TOKYO FMのワイド番組「Blue Ocean」より）



『アトピーと花粉症で、この季節は目や口の周りがガサガサになってしまいます。ファンデーションを塗っても粉が吹いたような状態になります。何か良い保湿方法があったら教えてください。（41歳・女性）』

こういう状態の時は、外から何かを塗るのではなく中からなんです。食生活ですね。お肉の脂、もしくはタンパク質をいっぱい摂る。私もお肉を3〜4日食べないと粉が吹いてきますよ。私の場合は、すき焼きに使うようなサシの入ったお肉を食べると、まぁ潤っちゃうの〜（笑）。あとはレンコンとかの根野菜ね。乾燥が気になるなら薬だと思って、毎日食べたほうが良いですね。一晩寝ると何かが違うと感じますよ。

どうしても飽きてしまう場合は、和風の出汁にネギや豆腐を入れて、そこに牛肉もダンっと入れてスープにしたらあっさり頂けますよ。手を替え品を替え、毎日食べることが大事です。

『眉が上手く描けなくて毎日悩んでいます。自分の眉山に合わせるとすごくきつい印象になるし、眉のカーブが左右対称にならないこともあります。何かポイントがあれば教えてください。（29歳・女性）』

目指す方向は、“上手く描く”ということではないですね。まずは、1本1本を伸ばしていってください。要はカットをせずトリミングもしない。あるべき天然の姿に戻ったら、眉マスカラで毛流を整える、キレイにセットする。これで良いです。最近の眉マスカラには透明なものもあるし、黒に近い落ち着いたトーンのものもありますよ。

描き足さなくて良いの。カットしちゃって上手く描けなくて“どうしましょう!?”っていう人多いじゃない？　だったらまずは伸ばせっていう話です。

でも伸びるまでの間やもう生えてこない人が、毛の無いところに眉毛を足す場合はペンシルです。しかも割と先が細くて濃い目のトーンのものを用いたほうが、眉毛が実際に生えているように見えやすいです。そして毛が薄いなと思うところにはパウダーですね。この二つをうまく使い分けることですね。

伸ばしても左右対称じゃない場合は、よく鏡を見て左右のバランスを整えていくんですけど、今はあまりそろい過ぎてると閉塞感というか窮屈な感じがするの。私もメイクアップをする時に左右対称の人の場合は、おしゃれじゃないからわざとずらしたりするんです。アイラインもそうで、ちょっと太さを変えると良い感じになるのよ。だから、初見で左右対称じゃない人は合わせていく努力を、そういう印象じゃない人は合わせる必要はないです。

もうひとつ大事なのは、眉頭はいじらないということ。眉頭をきっちり描いちゃうと1980年代みたいになっちゃうから、今はキレイすぎる眉毛もダメなんです。ちょっとずらしてるくらいのほうが、ちょうど良いです。

パーソナリティの住吉美紀が今年の旬なメイク法を聞いたところ、リップを挙げたピカ子さん。リップを主役にするためのポイントとして、アイメイクなどは薄めで眉毛をキリっと描くと今っぽい顔になるそうです。リップの色は、真っ赤からくすみを感じさせないフレッシュなトーンがオススメ。唇の上下の色の違いや、くすみは完璧にカバーするのが大事とのことでした。さらに、グロスなどの“艶”はダサいと断言！（グロスは去年までのアイテムとのこと）ワセリンやリップクリーム程度の艶で良いそうです。ぜひ実践してみてください。

ピカ子さんの活動については、ピカ子さんのオフィシャルブログをご確認ください。

ピカ子さんのオフィシャルブログ：http://ameblo.jp/hikaruhonda/ http://ameblo.jp/hikaruhonda/