KANA-BOON谷口鮪 6月の仙台公演を前に「音楽も意味があるんかな」

KANA-BOONが3月10日、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。ボーカル・ギターの谷口鮪が、東日本大震災から5年を迎える3月11日を前に心境を語りました。



2011年3月11日に起こった東日本大震災から5年が経ちます。俺らはその間にデビューしたから、あっという間の5年間でした。当時は何もできなかったけど、あれから作った曲のメッセージは変わったと俺は思っています。震災を経て書いた「夜をこえて」や、ちょっと趣旨が違うけど「インディファレンス」という曲もあって、遠く離れていても何かしら影響はあって、これからもポジティブに音楽で力になっていけたらなと思います。

実は3月11日に仙台にオープンするライブハウスがあります。そのライブハウスの名前は『チームスマイル・仙台PIT』。この仙台PITは、エンタテイメントを通してこころの復興を目指す「チームスマイル」が、その活動拠点として開設する新しいライブハウスです。



KANA-BOONは、6月にこの仙台PITでライブをやらせてもらいます。復興に向けて音楽で何かしようとするときに、今まではバンド単体だったのがライブハウスができるまでに大きくなったというのは、僕たちとしては“音楽も意味があるんかな”と思えてすごく楽しみです。この目でちゃんと見ることも大事やと思っております。とりあえずライブに来てくれるみんなは楽しみにしててください。

仙台はもちろんですけど、北海道から沖縄まで全国回りますから、どんな場所でも何があった場所であろうとも、僕らは目の前の人のことを思ってライブをします。みんな、楽しみにしててくれたらうれしいです。よろしくお願いします。

KANA-BOONのツアー「KANA-BOONの格付けされるバンドマンツアー 2016」は、4月16日の千葉・幕張メッセ国際展示場9〜11ホール公演からスタート。仙台PITででの公演は、6月3日（金）、4日（土）の2日間です。詳細はKANA-BOONのオフィシャルサイトをご確認ください。

KANA-BOONオフィシャルサイト：http://www.kanaboon.com/ http://www.kanaboon.com/

（KANA-BOONは3月10日、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! KANA-BOON LOCKS!」に出演しました）