FIFAブラッター会長、神経衰弱で入院…週明け退院予定

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 国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長が体調不良により入院していることが分かった。英紙『BBC』が報じている。

 同紙によると、ブラッター会長は神経衰弱が原因で入院しており、16日に退院する予定だという。また、同会長のスポークスマンは、「彼の状態は良い。何日か休息を取った後、退院をする予定だ。彼は『私の脳と心臓がちゃんと動いている』と言っていたよ」とコメントしている。

 スイス検察当局から捜査を受けているブラッター会長は、2005年に北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)との間に結ばれたテレビ放映権に関する不正、また1999年から2002年にかけて、欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長に支払われた200万スイスフラン(約2億5000万円)の不透明な報酬に関する疑いで事情聴取を受けていた。

 これにより、FIFAの倫理委員会は10月8日に90日間の職務停止処分を科すことを発表。期間中、サッカーに関わるあらゆる活動が禁止されている。