ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「ミクシィ」が、2006年の上半期検索ワードランキングで、昨年の12位から1位に躍り出た―。ヤフー<4689>が13日に発表した調査結果が明らかになった。

 調査は、06年1月1日から6月30日まで、「Yahoo!JAPAN」で検索のために入力されたワードを集計したもの。

 「ミクシィ」の躍進は、6月にネットレイティングス(本社・東京都渋谷区、萩原雅之社長)が行った「インターネット利用動向」の調査でも明らかになっている。同サイトは、総ページビュー数のシェアで、「Yahoo!JAPAN」(25.4%)、「楽天市場」(3.0%)に続き、3位にランクイン(2.5%)。ユーザー数は322万人と「Yahoo!JAPAN」の1割以下だが、利用時間でも、2位「楽天」の2.1%に僅差の1.9%と3位につけた。

 今回の調査でも、2位「2ちゃんねる」、3位「Google」、4位「楽天」などを抑えての1位だけに、大手ポータルサイトに匹敵する力を持つサイトとして今後も注目を集めそうだ。

 また、12位には、無料動画配信サービス「GyaO」が昨年のランク外(50位以下)から急浮上した。同サービスは、6月に会員数が1000万人に達している。【了】