デビューというのは決して忘れないものだ。そして、アルベルト・ザッケローニ監督の日本代表指揮官としてのデビューは、いきなり日本の歴史に刻まれることとなった。日本代表は8日の国際親善試合で、19分のFW岡崎の決勝点により、1−0と勝利を収めたからである。ザッケローニ監督の日本代表は秩序立っており、本田や香川といった攻撃のタレントと、ザッケローニ監督がこの数日で力を入れていた守備の堅さによって支えられていた