爆笑問題 太田光

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6日放送のラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)で、爆笑問題の太田光が、集団的自衛権をめぐるデモについて持論を語った。

この日の「ラジオサンデージャポンNEXT」のコーナーでは、小野寺五典防衛大臣が6日から訪米し、チャック・ヘーゲル国防長官との会談で集団的自衛権の憲法解釈の変更について直接説明する予定であることなどが紹介された。

すると太田は「官邸の前のデモっていうのが、かなり広がっているじゃないですか。今後もうちょっと熱気を帯びてくる。これだけ報道してますからね」とコメントし、集団的自衛権をめぐる議論の拡大を予測した。続けて「いつもこの問題で行きづまるのは、このデモをしたところで安倍さんにとって何にも打撃がない」と述べ、デモに苦言を呈したのである。

その理由として太田が挙げたのが、安倍首相の祖父である岸信介元首相のエピソードだ。
岸元首相は1960年に日米安全保障条約改定をめぐって国会周辺でデモが相次いでいた際「国会周辺は騒がしいが、銀座や後楽園球場はいつも通りである。私には『声なき声』が聞こえる」と語ったとされる人物。

太田は「安倍さんの中に浮かぶのは、恐らく岸さんの60年安保ね」と安倍首相が岸元首相を意識していることを指摘した上で、「(60年当時の)強行採決のときに『声無き声が聞こえる』と言って岸さんは、最終的には総辞職まで追い込まれた」「(安倍首相にも)『声無き声を聞く』って言われちゃったらそれはもう話にならないわけですよね。恐らく安倍さんはそこ(総辞職)までいってもOKだっていう覚悟でやってますよね」と指摘。

さらに「だから、あの官邸前のデモが、果たしてあの60年の時と同じやり方をしてて、どうなんだろうって。俺はそこがもどかしいような気がして」と語り、改めて官邸前デモの実効性に疑問を呈した。

さらに太田は、バラエティ番組「太田総理」(日本テレビ系)で共演した際の安倍首相の印象に触れ「全然立場は違うけど(安倍首相も)戦争したいとは思ってないですよ」「平和のため、命を守るため、ただそれの道筋が、考え方が違うだけ」などとコメント。最後には「国を守るっていうのは変わらないよね。でそのやりかたをどうしようっていうのが、もう一個進んだ話し合いになんないと、一向にあの60年70年と同じことが繰り返されるだけのような気がするんだよ」と締めくくった。

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