1日、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大がツインズ戦に先発。序盤に失点を許すも、その後は見事な制球で今季8勝目。3回には得意のスプリットをファールにされると、ボールの変化に納得がいかなかったのか、苛立ちを隠せない場面もあったが、終わってみればリーグトップの防御率(2.06)を維持、高い安定感を見せつけた。

そんな折、TBS「S1」では先月27日、野球解説者・槙原寛己氏が現地で田中に行ったインタビューの模様を放送。田中はスプリットに対する悩みも口にしていた。

チームメイトで今季限りの引退を表明しているデレク・ジーターについては「いつもクラブハウスとかで冗談言ったり、いじられてます。最初僕が先発の試合でジーターの休養日と重なってて、その時ジーターに“お前が監督に俺を試合に出すなって言ってるんだろう?”って何回も言われて」とMLBを代表するスター選手からも目をかけられ、すっかりチームに溶け込んでいる様子をうかがわせた。

ここまでのシーズンを振り返り、「バッターのレベルというのは高い。失投したボールは確実に打ちます」と答えている田中は、自身の球種に言及すると「現状だとスライダーのほうがいいですね。スプリットは全然よくないですね。ほとんど最近落ちてない」と明かし、投球の割合は「フォーシームよりツーシームのほうが。自分の感じもあります。動いたほうがミートの確立も落ちる」と話した。

その速球については、「もともといいフォーシームを投げれるわけじゃないので。例えばダルビッシュさんだったり。ああいう真っ直ぐを投げれるわけじゃないので」と前置きした田中は「僕はランナー出してもしっかり踏ん張って、スマートじゃなくてもがむしゃらにおさえていければ」と分析している。

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