吉田麻也(撮影:フォート・キシモト)

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31日、日本テレビ「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」には、プレミアリーグ・サウサンプトンに所属する日本代表・吉田麻也が出演した。

W杯を控え、日本代表メンバーのメディア露出が増えているが、吉田は「(出演は)これともう一コくらい。ほとんどのヤツは断ってますけど、加藤(浩次)さんのプレッシャーに負けて」とおどけてみせる。

W杯に向けた練習は「とにかく走ってます」という吉田は、「その後リカバリー。カプセルに入って、冷却ガスみたいなのが出てきてマイナス200度。寒い中にパンツ一枚で入って3分間。血管とかが締まって、出てきた時に膨らんで血行がよくなったり。寒すぎて体の一部が小学生くらいに戻っちゃう」とここでも周囲の笑いを誘った。

また、テレビのスポーツニュースで放送されるダイジェストはゴールシーンが中心となり、ディフェンダーがボールを奪って前線に送るシーンはカットされることがほとんど。そんな現状を「悲しいです」と切り出した吉田は、「僕のポジションって良いプレーをすればするほど目立たなくなる。相手のボールをカットするのも、ちょっとスペース空けておいて、ここにおびき寄せて取るんですけどサッカー知らない方はただのパスミスだと思う」などとDFの不遇を訴えた。

プレミアリーグで相対する外国人選手達については、「胸板が倍くらいあるイギリス人とか、そういう選手と戦わなきゃいけない。片手でパッと抑えられたりして全然動けなかったりするし、その中でやれてるのは幸せ」と言いながらも、「(相手選手のデータは)大体頭に入ってる。右利き、左利き。特徴を掴んでない場合は必ず(映像を)見るようにします」と対策の一部を明かした吉田。

その他にも、試合後「何件連絡が着てるか、多ければ多いほど嬉しい」と語りつつ、携帯するポーチからシャンプー、リンス、洗顔、「これでいかに濃密な泡を作れるか」という泡立てネット、化粧水、クリーム、ジェル、香水、リップクリームを公開し、「コスメ好き」として番組レギュラー陣を驚かせたが、「お風呂に何回も入るのですぐに乾燥するんです。それが嫌でこういうこだわりを持ってる」と釈明した。