ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が、自身の政党の記者会見で、ミランについても次のように言及した。

「私はこの場に残らざるを得なくなった。たくさんの趣味があるんだがね。その一つがミランだ。今のミランは私を必要としているだろう。(マッシミリアーノ・アッレグリ監督の去就について)サン・シーロで会おう。そこで答えを言うよ」

一方、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、チャンピオンズリーグのセルティック戦に向かうべく、ミラノの空港に到着した際に、報道陣に対して次のようにコメントしている。

「(マリオ・)バロテッリが練習に遅刻? 練習は11時30分開始で、彼は11時前に到着していた。練習の30分前、1時間前にロッカールームにいなければいけないかどうかは、監督に聞いてくれ。バロテッリのPK失敗? サッカーとはこういうものだ。とにかく、マリオは101%、ウチに残る。ウチのレギュラーFWだ。今はセルティック戦のことを考えよう」

リーグ前節ジェノア戦の試合後、抗議するウルトラスとMFカカーが話し合ったことについては、このように述べている。

「残念だね。カカーが話をしたのは、良いことでも悪いことでもない。私は警察から頼まれたんだ。とにかく、今は前進しよう。(ステファン・)エル・シャーラウィ、(マッティア・)デ・シリオ、(ジャンパオロ・)パッツィーニも戻りつつある。彼らはいずれにしても売却不可能だ」

また、ガッリアーニ代表取締役は、国外にいる有名なイタリア人指揮官からエル・シャーラウィの獲得を求められたものの、断ったと明かしている。1月の補強については、次のように語った。

「我々には明確なアイディアがある。DFが一人、『9.5番』、そしてサイドアタッカーだ」