「これで終わりだ」。24日朝5時すぎ(現地時間、以下同)、ミランFWマリオ・バロテッリがツイッターでこのようにツイートした。バロテッリは23日のジェノア戦でPKを失敗。チームは1−1と引き分け、サポーターから激しい抗議を受けている。

バロテッリが言う「終わり」は、何を意味しているのだろうか? 先日から、1月にバロテッリが移籍するとの噂もあるが、彼がこの噂について言及している可能性は非常に低い。そもそも、ミランはこの噂を否定している。

マリオは単純にツイートを終わりにするということを言いたかったのかもしれない。ミランにとってひどい一日が終わる、というかのように。明日はまた別の日、なのだ。

サポーターを安心させるかのように、バロテッリは朝になって再びツイッターで「フォルツァ(がんばれ)、ミラン。何があっても、いつであっても」とツイートしている。

その後、バロテッリは友人のジョルジョ・ペトロシアンに向け、「彼は完璧な模範だ。友よ、今日は負けたけど、君はいつだってベストだぜ! オレは君を見ていたよ」とツイートしている。ペトロシアンはニューヨークのマジソンスクエアガーデンで試合をしていた。つまり、バロテッリは友人のマーシャルアーツの試合を見ていたのだ。「終わり」は、このことを指していたのかもしれない。

バロテッリは24日、ミラネッロの練習場で通常どおりに疲労回復メニューをこなした。練習場の到着したのは、10時40分。11時30分に予定されていた開始時刻から50分も早い到着だ。

一方、FWロビーニョは11時8分に到着。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、選手の姿勢に落胆しているようだ。

アッレグリ監督はバロテッリが難しい時期にあるチームに貢献することを願っている。だが、最近の彼のパフォーマンスは低調だ。それでも、26日のチャンピオンズリーグ(CL)・セルティック戦でバロテッリが起用されることは疑いない。CLのアンセムが、スーパーマリオを復活させるだろうか?