新OS「Tizen」を採用したスマートフォンをドコモが来年にも発売と報道!Tizenてなに?

Tizenスマホが登場か?

読売新聞は30日、新OS「Tizen(タイゼン)」を搭載したスマートフォンをNTTドコモが2013年にも発売する方向で検討に入ったと読売新聞朝刊およびYOMIURI ONLINEで伝えている。

記事によると、ドコモはサムスン電子などと共同で開発しているTizenを搭載したスマートフォンを、2013年にも発売する方向で検討に入ったという。GoogleのAndroidやアップルのiOSに対抗する勢力づくりを目指すとしている。

また、TizenはAndroidやiOSでは導入し難いとされている“キャリア(通信事業者)による独自サービスの提供”を前提に開発が進められているのが特長であることも同時に伝えている。

Tizenは「Tizen Association」により開発が進められており、参加する企業は今回の報道で名前が挙がったNTTドコモサムスン電子のほか、Huawei(華為技術)、Intel、NECカシオ、Orange、Panasonic、SK Telecom、Sprint、Telefonica、Vodafoneなど国内外の端末メーカーおよび通信事業者らが名を連ねている。

新OSと呼ばれるこのTizenは、Linuxベースでオープンソースのモバイルオペレーティングシステム。スマートフォンやタブレット、スマートTV、ネットブック、車載型インフォテイメントデバイスなどといったデバイスをサポートする予定のオープンソースプロジェクト。

今回の報道では、サムスン電子が2013年に発売する見通しの端末を、ドコモが日本で発売することを検討しているとのことで、Tizen Associationを通じて開発されたサムスン電子製のTizen端末が発売される予定で、その端末をドコモが取り扱うといった内容であると解釈することができる。そのため、日本だけでなく、ほぼ同時期に他国で発売の可能性があることも伝えられている。



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