幻の「コマンドー」吹替版復活、欠落シーンを復元した“完声版”。

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20世紀フォックスの日本語吹替サイト「吹替の帝王」は、吹替洋画ファン待望のレーベルを立ち上げ、第1弾として、独特の名台詞を生み出した吹替洋画の最高傑作「コマンドー」のコレクターズBOXを2013年4月18日に発売する。Blu-ray&DVD3枚組で、価格は6,490円(税込み)。5,000セットの限定販売だ。

今回登場する「コマンドー 日本語吹替完全版」コレクターズBOXは、「日曜洋画劇場」(テレビ朝日系)初回放送版(1989年)に加え、「ザ・ロードショー」(TBS系)初回放映版(1987年)の2種類の吹替音声を収録。アーノルド・シュワルツェネッガーを演じるのは、それぞれ玄田哲章と屋良有作だ。

また、ディレクターズ・カット版DVDには、日本語音声が欠落していたシーンを復元させるため、玄田&屋良両氏をはじめとする当時のオリジナルキャストでアフレコを実施。まさにファンが待ち望んだ“完声版”として収録されていることにも注目だ。

さらに、テレビ放映で使用された当時の吹替台本(テレビ朝日「日曜洋画劇場」版[136ページ]、TBS「ザ・ロードショー」版[148ページ])を縮刷にて完全復刻封入。新たに収録した欠落シーンの台本も封入し、吹替愛好家とり・みきによる、玄田や翻訳家の平田勝茂氏のインタビューを掲載した『コマンドー』解説書も付くなど、“最強無敵”な仕様となっている。