シャルケ内田「ウイニングイレブンみたいなサッカーをされて足腰に来た」

写真拡大

 ヨーロッパリーグ準々決勝のファーストレグが29日に行われ、シャルケはホームでビルバオと対戦し、2−4で敗れた。右サイドバックとして先発フル出場した日本代表DFの内田篤人は試合後、以下のように語っている。

ー前評判でビルバオは強いといわれていましたが、チームでこの試合の対策はしていましたか?

「中盤のマークの受け渡しとかはやっていましたけど、もっと強いと思っていました。バレンシアと1回やっているから、免疫力はあったかもしれないですね」

ー内田選手のアシストの場面はどうでしたか?

「(クラース・ヤン)フンテラールが多分マイナスに行ったかなと思ったけど、たぶんラウール(ゴンザレス)が一歩早かったから。フンテラールごめんと思いながらラウールにパスを出しました。」

ー相手の守備はどうでしたか?

「意外にスペインの選手はワンツーには着いて来ないんですよね。ファルファンとワンツーしたところが前半にいくつかあった。ああいうところあんまりだけど、やっぱりボールを持たせたらうまいですね」

ービルバオの選手は機械のようでしたが?

「ウイニングイレブンみたいでしたよね。ああいうのがね、ジャブで後半の残りに足腰に来るんですよ。だから、ちょっと戻れなくなったり走れなくなったりしたかな」 

ー彼らは前にもマンチェスター・Uを倒していたり、強豪を相手に劣勢でも動じないようですが?

「彼らはあまりリーグでは勝っていませんよね。うちのチームよりこの大会に対するモチベーションは高いんじゃないですか。大抵どっちかが落ちて来てしまうんですけどね。ドルトムントも実際チャンピオンズリーグがだめになって首位をキープしているし」

ーラウール選手は今日すごく意気込んでいたようですが?

「スペインのチームを相手に2点取ってしまうところがすごいです。バレンシアが相手の時もそうでしてが、大事な時にやっぱり点を取ってくれますね」

[写真]=千葉格